ハルフウェイ(2008)




うーん、ツッコミ系ですね
(個人の感想です)

ツッコミ系は毒をまき散らします
読む前に逃げるか、防護服を着てください

しかも、ツッコミどころが多いと
無用に長くなる(笑)

北海道、小樽の高校三年生のヒロとシュウは付き合うことになります
だけどシュウが早稲田に進学希望と知りヒロは怒りまくり

とにかく、彼氏を責める、責める
ついには進学をあきらめようとするシュウ

北乃きいちゃんは可愛いから
こんな自分勝手なセリフもなんとか聞けるのかも知れません

だけどこれがちょいブス、ちょいデブ、悪声女子なら
どうなることでしょう?
映画を見た日本中の男性が「ふざけるな」と
公式サイトは炎上してしまうかもしれません

良いラブロマンスとは、それが綺麗じゃない女性と
たとえ冴えない男との恋でも感動できるもの
人間の欠点がだんだんと素敵に思えてくるのです

それが、カワイイ女子高生と、かっこよすぎる男子高生
おまけに友人も、先生方まで超イケメンだ、美女揃いだ、いい人だ
現実とのバランスが全く取れていません

マーガレットか?リボンか?
子どもの読む少女マンガの世界
(ヒロのお母さんだけは妙にリアルだったけど)

書道の先生に即され、今度はシュウの早稲田行きを認めるヒロ
シュウのために職員室に殴り込みだ(笑)

タイトルの「ハルフウェイ」は
ヒロがhalfway(ハーフウェイ)を
「ハルフウェイ」とずっと勘違いしていたことから

受験生のくせに?

私も英語なんてまったくといっていいほど出来ません
だけど、halfをハルフなんて言う人いる?
ハーフなんてそこらじゅうに溢れている言葉じゃん・・

しかも、こんなバカ女子と(どこの大学行くの?)
有名大学希望が一緒に学習する高校なんてあるか!

それから冬の小樽は死ぬほど寒いです、雪もあります
そのわりに、いつでも爽やかだなあ

どんなワガママな女の子にもやさしくやさしく、理解のある
岡田将生クンや、溝端淳平クンや、成宮寛貴クンを
綺麗な映像で流せば女は喜ぶだろうと作られた作品なのでしょう

どんな駄作にしたって
岡田将生クンや、溝端淳平クンや、成宮寛貴クンファンが
守ってくれるから

ただ、映像はとても綺麗でした
もっといい映画の撮影もさせてあげたいですね



【解説】allcinemaより
ロングバケーション」など人気テレビドラマの脚本を手掛けてきた北川悦吏子が、岩井俊二小林武史のプロデュースの下、記念すべき監督デビューを飾った青春ラブ・ストーリー。主演は「ラブファイト」の北乃きいと「天然コケッコー」の岡田将生、共演にTV「ハチワンダイバー」の溝端淳平仲里依紗
 大学受験を控えた女子高校生のヒロは、秘かに想いを寄せるシュウに告白できず、その辛さを親友に打ち明け慰めてもらう日々。そんなある日、ヒロは思いがけずシュウから告白される。すっかり有頂天のヒロ。ところが、地元北海道の大学に進学するつもりのヒロに対し、シュウの志望校は東京の早稲田大学だった。その事実を付き合い出してから知らされたヒロはすっかり拗ねてしまい、シュウと口もきかなくなってしまうが…。