奇跡のシンフォニー(2007)




今からほんの十数年とか、数十年前
携帯電話やインターネットは、今ほど普及されていません
情報を手にしたり、簡単に人との連絡を取り合うのは難しいのです

そんな時ステキな異性と出会って、忘れられなかったらどうする?
もしもわが子の、行き先が分からなくなってしまったらどうする?

行動するしかない
それしか再会する方法はないんだもの

チェリストとして成功を目指すライラと
ライブをしながら生活するロックミュージシャンのルイスは
あるパーティの夜出会い、一瞬で恋します
名前だけの自己紹介
だけど月明かりの下、一夜を過ごしてしまう

しかしライラの父親によって引き裂かれてしまいます
ライラは妊娠を知りますが、交通事故に遭ってしまい
赤ちゃんは死産だったと告知されます

・・そして11年後
養護施設で育ったエヴァン(フレディ君)は仲間から「変り者」扱い
なにもないところから音楽が聞こえるのです
ある夜エヴァンは、その音楽に導かれて施設を抜け出してしまいます

そこで、ギターを弾くアーサーと知り合い
ウィザード(ロビン・ウィリアムズ)という男のもとに連れていかれます
彼は少年達を働かせ、お金を巻き上げている元締めでした

ウィザードから手渡されたギターでパフォーマンスするエヴァ
この演奏は鳥肌ものですね
演技といえ素晴らしいの一言
見ているだけで笑顔になる、ノッてくる

ウィザードはそんなエヴァンの才能を利用し金儲けを企みますが
アジトが警察から検挙をうけ、子どもたちは逃げてしまいます

エヴァンが忍び込んだ先は教会でした
そこで彼はゴスペルを歌う少女ホープから
楽譜の書き方を教えてもらい楽曲を描きます
自分の曲を、パイプオルガンで美しい演奏を奏でる

それを聞いた神父は驚き、エヴァンを音楽学校に紹介します
そしてついにエヴァンの狂想曲は、N・Yフィルの演奏で
セントラル・パークでコンサートをすることになるのです

たくさんの人々が自分の音楽を聴いてくれたなら
両親にも自分の音楽が届くかもしれない!
なのに再びウィザードが現れ、エヴァンを連れ去ります
エヴァンはコンサートに間に合うの?

よくある「すれちがい」系で
先の展開も予想できますけど、最後まで気持ちよく見れる作品ですね
良い人間が幸せを掴むのは、やはり感動します

クラッシク映画のような、ステキな終わり方でした
素敵なパパとママ、可愛いわが子
どんな理由でも汚い言葉は吐きたくない(笑)

現代版「母をたずねて三千里」(そんな距離ないけど)のような作品
澄んだ水のような、綺麗な気持ちにだけ浸りましょう(笑)



【解説】allcinemaより
 「チャーリーとチョコレート工場」のフレディ・ハイモア主演で贈る感動ドラマ。孤児の少年が生まれ持った才能である音楽を媒介に、まだ見ぬ両親を探し求めていく姿をファンタジックに描く。監督は父ジム・シェリダンの監督作「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」で脚本を手掛けたカーステン・シェリダン。
 ニューヨークの養護施設で育った11歳の少年エヴァン。生まれつき類い希な音感を持つ彼は、音楽を通じていつか両親に出逢えると信じていた。だが、その実の親であるライラとルイスは息子が生きていることをまだ知らない。11年前、新進チェリストのライラとロック・ミュージシャンのルイスは運命的に出会うもライラの父によって仲を引き裂かれ、その後妊娠した彼女は交通事故に遭い、死産したことを知らされた。以来、ライラは傷心の日々を過ごし、彼女を失ったルイスは音楽への情熱も失い息子の存在も知らないまま金融業界へ身を投じていた。そんな両親への思いが募るエヴァンは、ある時ふとしたことから施設を抜け出し、マンハッタンに辿り着く。やがて、ウィザードと呼ばれる元ストリート・ミュージシャンにギターの才能を見出され、両親探しのきっかけを掴むエヴァンだが…。