バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)

 
 
この主題歌を聞いただけでもワクワクしちゃう(笑)
しかもヒュー・ルイス、教師(審査員)役で出ていたんだ!
こういう気が利いた遊び心って嬉しいですよね。
 
全編にわたるハラハラ、ドキドキ感。
自分も未熟だったころの、甘酸っぱい思い出が蘇ってくる
そんな作品。←自分と同じ世代に言っています(どの世代よ?笑)
 
公開当時見たときは、とても面白い映画というだけの感想でしたが
あらためて見たら相当な傑作で(笑)
私的に「ローマの休日」を越すか越さないかのレベルです。
 
練りに練られ、完璧に辻褄のあった脚本には唸るばかりでしょう。
「未来に戻る」というタイトルまでシャレています
過去に行くのではないのです。
 
素直に笑えるコメディセンス、この爽快感
ダウンベストもカルバン・クラインもこうもってくるか!
アメリカ人は自分のものには何もかも名前を書く習慣があるそうです)
 
面白い映画とは何か、そう考えさせられる作品。
最近はエンターテインメント界でさえ何かの主張ばかりで
見る人を楽しませることを忘れているように感じます。
 
とにかく、万人向けの映画として最高峰のひとつでしょう。
もちろんお気に入りで!
 

 
【解説】allcinemaより
友人の科学者ドクの作ったデロリアン・タイムマシンに誤って乗り込んだ高校生マーティが30年前の世界へ。その世界でのドクの協力を得て元の世界へ帰る方法を見つけたマーティだったが、彼には少女の頃の母親に惚れられたために変わりつつある歴史の修復作業が残っていた。無駄が無く伏線が隅々まで生かされている脚本とキャストの好演が光る傑作SFファンタジー・コメディ。青春映画としても上出来。ドラマチックな音楽はアラン・シルヴェストリ