セレンディピティ(2001)




私が映画の舞台で好きな街は
パリ、ニューヨーク、東京。
絶対都会派。

私のタイプの恋愛映画ではないけれど
冬のニューヨークはとても素敵。

エルメスで同じ手袋を手に取ったジョナサンとサラ。
手袋を譲ってもらったお礼にサラはセレンディピティ3で
ジョナサンにおごります。

これが、かの有名なフローズン・ホット・チョコレートなのかしら?
あー東京にも上陸してくれないかな、セレンディピティ3!

お互いに恋人がいるふたりはその場で別れますが
お互いカフェに忘れ物をしてまた再会。
ジョナサンは5ドル札に、サラは持っていた本に連絡先を書き
5ドルは売店へ、本は古本屋に持っていきます。
サラはもしセレンディピティ(幸せな偶然)があれば
いつか連絡先を見つけることができると言うのです。

サラの持っていた本は「コレラの時代の愛
ハビエル・バルデム主演で映画化もされています。
夫を亡くした女性の前に初恋の男性が現れ、再び永遠の愛を誓うものです。
彼は50年以上、ずっとその女性を思い続けていたのです。

この小説の物語を知ることで、映画の中での説明がなくても
サラがどういう恋愛観の持ち主なのかということがわかりますね。

でも結婚式の直前に、ほかに好きな人がいるからとドタキャン・・
これは考えただけでも恐ろしい。

迷いがあるなら結婚を決める前に別れるべき。
じゃなかったらあきらめて結婚しろっ!

でも、エルメスでお買い物して
セレンディピティ3でスィーツ食べて
セントラルパークでデートして
コレラの時代の愛」に電話番号・・

こりゃあ、確かに女子はマイってしまうわな(笑)
セントラルパークは明治神宮になるかもしれないけれど
殿方のみなさんは参考にどうぞ(笑)



【解説】allcinemaより
 ニューヨークを舞台に繰り広げられるロマンティックなラブストーリー。2人の男女は、偶然出会い運命を感じつつも別れてしまう。だが、やはりお互い忘れられずに再び探し求める。主演の2人、ジョン・キューザックはTVプロデューサーを、ケイト・ベッキンセイルは心理学カウンセラーのイギリス人女性をそれぞれ好演。
 クリスマス前のニューヨーク。買い物で賑わうデパートでジョナサンとサラは出会った。それは偶然に同じ商品の手袋へ手を伸ばした時。2人は譲り合っているうちに惹かれ合うものを感じ、“幸せな偶然”という名のカフェ“セレンディピティ3”でお茶をする。2度目の偶然の再会はすぐに訪れ、2人は運命を感じはじめていた。しかし、サラはこれが本当の運命なのか試そうと、ある“提案”をして去っていった。数年後、ジョナサンは婚約し、一方サラはミュージシャンの恋人から求婚されていたが、まだ2人はお互いを忘れられないでいた…。