ロビンとマリアン(1976)

 
豪華なキャストなのでかなり期待大だったのですけれど。笑
どうなのでしょう?
 
ロビンが毒を盛られ、死の底で放った矢
その落ちた場所に埋葬してくれと頼んで息を引き取ったという
彼の伝説の最期。
 
まさかマリアンに毒を盛られ
無理心中という設定とは・・
 
物語の最初のほうは良かったのですよね。
荷馬車が川に落ちてしまい
みんながびしょ濡れになってしまうシーンなど
これから素敵な大人のロマンスが始まりそうな予感。
 
でも中盤からは、いくらオードリーだからって
ロビン・フッドの女がこんなグダグダな性格じゃダメでしょ。
 
せめてあの髪型だけでもどうにかして欲しかった・・
あれじゃオバチャンパーマじゃん。涙
 
クライマックスはロビンとノッティンガムの代官の1対1の対決。
たぶん二人はお互いの実力を認め合うような好敵手なのでしょう。
でもどうしてそうなのか、その関係がまったくわからない・・笑
 
結局、全盛期の美しかった頃を過ぎた
見る作品になってしまいました。
 
まだ40代半ばだったのに
オードリーにとっては最後の主役級の作品となってしまいましたね。
あのパーマが悪かったんだと思います・・
 

【解説】allcinemaより
獅子王リチャードと共に十字軍遠征に赴いていたロビン・フッドが20年ぶりに故郷シャーウッドの森に帰って来た。依然として権力をふるうノッティンガムの代官との確執や、かつての仲間たちとの交流を交えながら、尼僧となっている恋人マリアンとの恋の顛末をロマンティックに描きあげた異色編。ロビン役のS・コネリー、マリアン役のA・ヘプバーンの二人の魅力もさることながら、リトル・ジョンのN・ウィリアムソン、代官のR・ショー、獅子王リチャードのR・ハリスら脇を固める顔ぶれも良い。スタッフ・キャストのほとんどが生粋のイギリス勢で占められ、リアルな美術や描写と相俟って本場の味がたっぷりと堪能できる。鮮やかな幕切れが、ラブ・ストーリーとしての本作を忘れ難いものとしている。