武士道シックスティーン(2010)




誉田哲也さんってグロい小説しか知らなかったのですけれど
こんな爽やか高校生ストリーも書くんですねえ。
さすがプロでございます。笑

武蔵と小次郎の敵討ちが元ネタなのかしら。笑
巌流島の戦い」女子高生現代版というところ。

強くなること、試合で相手に勝つこと
そのためだけに剣道に打ち込んでいる磯山香織。
一方ただの部活として剣道を楽しみ
高校生活を謳歌している西荻早苗。

自分が中学時代、たった一度だけ負けた相手の
西荻に恨みを持つ磯山でしたが
一方の西荻はカッコイイ磯山に憧れまくり。
西荻になつかれ、磯山はついつい振り回されてしまいます。

きっと女子高だと、こういう強くて男っぽい女子が
同じ女子同士から人気があるのだろうな~と
そう思います。

今の女子中高生って本当に可愛い子が多いですよね。
昔ならスポーツするコやヲタクなコは
一目瞭然で色気がなかったような気がするけど
最近は体育会系だろうが文化系だろうが
本当にレベルが高くなったと思います。
髪型やメイク、ファッションなど美意識が高いんでしょうね。

原作は未読なのでわかりませんが
作品のほうのストリーには締まりがありませんでしたね。
学園ものに期待する達成感や爽快感もなかったですし。

でも出演している女の子が、とにかくみんな可愛い。笑
制服姿にはかま姿、鉄アレイにケーキバイキング。
そして剣道に頑張り、挫折し、立ち直り、友情を育んでいくのです。

多少つまらなくても
ミニスカ制服で剣の対決なんてありえないだろうと思っても
応援してあげるのが親心というものでしょう。笑

ひとこと感想は
麗しい女子高生を見る映画でございます。



【解説】allcinemaより
誉田哲也の同名ベストセラーを「罪とか罰とか」の成海璃子と「BANDAGE バンデイジ」の北乃きい主演で映画化した青春剣道ストーリー。剣道への向き合い方がまったく対照的な2人の女子高生が出会い、ライバルとして互いに影響し合う中で様々な迷いや葛藤を繰り返しながら成長していく姿をユーモラスかつさわやかに綴る。監督は「ロボコン」「ホームレス中学生」の古厩智之
 厳格な父のもと、3歳から鍛練を積んできた剣道エリートの磯山香織。ずっと負け知らずだった彼女は、とある大会で同学年の無名選手にリズムを狂わされ、まさかの敗戦を喫してしまう。半年後、そのことが忘れられず、自分を負かした相手を追って剣道の名門、東松学園女子高等部に入学した香織。しかし、再会した因縁の敵、早苗は、勝ち負けにこだわらず純粋に剣道が好きというだけのお気楽少女だった。ストイックに勝つことだけを追い求めてきた香織と楽しむために続けてきた早苗。まるで理解不能の相手の出現に、最初は困惑するばかりの2人だったが…。