1944年、実際に行われ失敗に終わったヒトラー暗殺計画。
首謀者のシュタウヘンベルク大佐は
現在では英雄とされているそうです。
「ワルキューレ作戦」
反乱などからヒトラーを守るため、国内に残されている予備兵は約2万名。
忠誠心が強く、命令は死んでも遂行する
作戦はそんなヒトラーの私兵を利用しようというもの。
ヒトラーを暗殺し、その直後には予備兵に動員令をかけるのです。
独裁者とナチスを滅ぼしたあとは、新しいドイツ政権で
連合軍とともにヨーロッパを破壊から救う・・
反ヒトラー派はそう考えました。
とても大がかりな作戦です、成功の確率も高いとは思えません。
ヒトラーの側近ならば、銃で確実に殺してしまえばいいのに・・
そうも思ったのですが、反ヒトラー派の目的は
暗殺のための仕掛けた爆弾は爆発し、シュタウヘンベルク大佐は
ヒトラーが死んだというニュースを流します。
ヒトラーの死は本当なのか?
軍関係者は悩みます、ナチス側かクーデター側か・・
勝つほうにつかなければならない。
それが自分の、家族の運命を
生死をも決めることになるからです。
作戦は失敗しました。
電話で、ラジオで、ヒトラーの声明が流れます。
しかし、その姿を二度と現すことはありませんでした。
そして数か月後、ドイツは無条件降伏します。
このての作品のわりには
スリリングな場面の緊張感が緩めだったのが惜しいところでした。
もう少し見ている側をハラハラさせる展開のほうが
作品として面白くなったと思います。
トム・クルーズはミスキャストと評判が高いようですが
私は良かったと思います、軍服が似合いますしね。
(軍服萌えですから。笑)
それに!コレ!
本物のシュタウヘンベルク大佐の横顔だそうです。
少しトム・クルーズに似ているような気がしませんか?
トム・クルーズ本人もそう思って役に挑んだのかもしれませんね。
【解説】allcinemaより
トム・クルーズと「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガー監督が初タッグを組んだサスペンス・アクション。実話を基に、非人道的なナチス政権の暴挙に疑問を抱き反乱分子となったドイツ将校が同志と手を組み、ヒトラー暗殺計画に及んでいく過程とその顛末を緊迫感溢れるタッチで描く。共演に「から騒ぎ」のケネス・ブラナー、「ラブ・アクチュアリー」のビル・ナイ。
第二次大戦下、劣勢に立たされ始めたドイツ。アフリカ戦線で左目を失うなど瀕死の重傷を負いながら奇跡の生還を果たしたシュタウフェンベルク大佐。純粋に祖国を愛するが故にヒトラー独裁政権へ反感を抱いていた彼は、やがて軍内部で秘密裏に活動しているレジスタンスメンバーたちの会合に参加する。そんなある日、自宅でワーグナーの<ワルキューレの騎行>を耳にしたシュタウフェンベルクは、ある計画を思いつく。それは、国内の捕虜や奴隷がクーデターを反乱を起こした際に予備軍によって鎮圧する“ワルキューレ作戦”を利用し、ヒトラー暗殺後に政権及び国内を掌握する、という壮大なものだった。同志たちと綿密に計画を練り、暗殺の実行も任されることになるシュタウフェンベルク。こうして、過去40回以上に渡る暗殺の危機を回避してきた独裁者を永遠に葬り去る運命の日がやって来るのだが…。
第二次大戦下、劣勢に立たされ始めたドイツ。アフリカ戦線で左目を失うなど瀕死の重傷を負いながら奇跡の生還を果たしたシュタウフェンベルク大佐。純粋に祖国を愛するが故にヒトラー独裁政権へ反感を抱いていた彼は、やがて軍内部で秘密裏に活動しているレジスタンスメンバーたちの会合に参加する。そんなある日、自宅でワーグナーの<ワルキューレの騎行>を耳にしたシュタウフェンベルクは、ある計画を思いつく。それは、国内の捕虜や奴隷がクーデターを反乱を起こした際に予備軍によって鎮圧する“ワルキューレ作戦”を利用し、ヒトラー暗殺後に政権及び国内を掌握する、という壮大なものだった。同志たちと綿密に計画を練り、暗殺の実行も任されることになるシュタウフェンベルク。こうして、過去40回以上に渡る暗殺の危機を回避してきた独裁者を永遠に葬り去る運命の日がやって来るのだが…。