ネゴシエーター(1997)




エディー・マーフィーの主演作見ると
彼は3枚目が似合うなあとしみじみ思う。
カッコよくて真面目なエディーはどこか拍子抜け。
この作品でもそうでした。

強盗犯などとの交渉人をするスコット・ローパー.
交渉人としては凄腕なのかもしれません。
だけど別れた彼女には未練タラタラ
そして友人の警部補が聞き込み中に殺され
命令に背き犯人に復讐しようとします。

刑事もののドラマとしては
あまりにも使われている
物語の流れでございます。笑
食べ飽きたアクション映画の味。

そして立て続けのミス。
警部補ひとりで聞き込みに行かせるし
彼女をひとりにして誘拐させられてしまうし
犯人を捕獲しないでその場から離れるし。
主の犯人の行動も根拠が不明でした。

でも路面電車と車のチェイスはなかなかの出来だと思います。
行ったことはないですけれど
サンフランシスコの坂道を走る電車の風景は有名ですよね。
ブレーキがきかず暴走する電車を車で止める・・
なかなかの迫力でした。

あと手を触れないで瓶に入れたものを取り出す問題。
私はああいうなぞなぞが苦手なので
相棒が解いた時には、頭がいいなあと感心してしまいました。笑

カーチェイスが好きな方には楽しめる作品だと思います。



【解説】allcinemaより
署に戻って来たネゴシエーター(犯人交渉役)のスコットは、一人の若者を教育するよう命じられた。元SWATの彼マコールを、スコットのような一流のネゴシエーターに育て上げろと言うのだった。二人はやがて発生した事件の犯人、残忍なコーダと対決することになる……。ネゴシエーターという設定がエディ・マーフィのマシンガン・トークを遺憾なく発揮させた刑事アクション映画。