これもカンチガイな邦題で残念。
ラブコメを期待したらハズレになってしまうでしょう。
恋愛ものというよりは「再生」のドラマでした。
ただ、オウムが帰ってきたラストシーンは素敵。
マーティン・シーンに免じて許そう。笑
3年前に交通事故で妻を亡くしたバーク。
その悲しみを克服する過程を書いた本がベストセラーとなり
全米各地を回る日々をすごしています。。
しかし実際は働くことで悲しみから目をそむけているだけで
しかし実際は働くことで悲しみから目をそむけているだけで
実は彼自身、全く悲しみを乗り越えてなどいなかったのです。
アメリカ映画ではこういうグループセラピーが
作品のなかに組まれていることが多いですよね。
「アル中」や「麻薬」などの依存症だったり
「心の傷」で立ち直れなかったり
「夫婦」や「親子」の関係の悩みだったり。
講演で訪れた(逢いたくない妻の両親が住んでいる)シアトルで偶然見かけた
花屋の女性が気になってしまったバーク。
ココはナンパじゃなかったほうが良かったですね。
妻の死から立ち直れない男が急に嘘くさくなってしまいました。
あまり積極的でないアプローチのほうが良かったと思います。
でも好みじゃない男性からナンパされたら
こういう風に断ればいいのかというのは参考になりましたね。
・・・
ごめんなさい
見栄をはりました。
誰もナンパなんかしてきません。笑
魅力的なキャストで邦題同様に
ちょっともったいない作品でした。
でも「終わりは新しい始まりにすぎない・・」と
人生の岐路に立った時にはそう覚えておくんだよって
そんなメッセージはしっかりと伝わってきましたね。
【解説】allcinemaより