新しい靴を買わなくちゃ(2012)


 
 
「恋愛の神様」こと北川悦吏子さんの監督、脚本。
彼女は本当に「恋する女子のキモチ」の代弁者のようです。
 
まずタイトルからしていい、共感できます。
何か新しいことをはじめるとき、したいとき、自分を変えたいとき
新しい靴を買わなきゃ、バックを買わなきゃ、女性ってそう思います。
 
面白いか面白くないかは人それぞれだと思いますが
アラフォー女子の妄想と願望は詰まりまくった作品でしょう。
 
パリの街で、恋人に逢いに行った妹のスズメに置いてきぼりにされ
迷子になってしまったセンは
パリ在住の日本人で、フリーペーパーの記者アオイと知り合います。
 
偶然の出会いって、たぶん運命を感じてしまいますよね。
相手が少しでも、自分の好みでなければいけないでしょうけど。笑
連絡先を交換する、食事をしてお酒を飲む、好意をもつ。
 
女の魅力を失ってきた年齢でも
酔って醜態をさらしても
辛い過去があっても
全て受けとめてくれるそんな男性。
 
コーヒーを淹れるのが上手い。
朝食を作ってくれる。
 
手をつなぐ。
ギュっと
ギュっと強く抱きしめてくれる。
決して居なくならない。
 
そして向井理クンだ。笑
現実にはこんな男性が現れるの待っていたら
一生結婚できないでしょうね。
 
でもパリの街並みはやっぱりステキ。
家の中のインテリアなどもお洒落でしたね。
 
120%女性向けでしょう。
向井理クンを鑑賞するだけの映画といっても間違いでない。笑
 

 
【解説】allcinemaより
 「サヨナライツカ」の中山美穂と「パラダイス・キス」の向井理を主演に迎え、全編パリを舞台に撮り上げたロマンティック・ストーリー。共演に桐谷美玲綾野剛。人気脚本家の北川悦吏子が監督を務め、彼女の監督デビュー作「ハルフウェイ」に続いて岩井俊二がプロデュースを担当。
 妹のスズメに付き添ってパリ観光にやって来たカメラマンのセン。ところが、単独行動をしたいというスズメに置き去りにされ、途方に暮れてしまう。そんな時、ひょんなことからパリでフリーペーパーの編集をする日本人女性、アオイと出会い、やがて2人は意気投合。そしてカメラマンとして彼女の取材に同行し、パリを満喫していくセンだったが…。