星空の用心棒(1967)


 
 
用心棒はひとりも出てこないし
星空があるわけでもないのに(青空は多かったがな)
なぜかタイトルは「星空の用心棒」・・・笑
 
唯一登場した星らしいものといえば
手裏剣のような役割を果たす保安官バッチというところでしょうか。
 
無実の罪で投獄されたテッド(ジェンマ)が脱獄し
父親の敵をうつため地方のボスや悪徳保安官、その手下に復讐していき
ついには自分の無実をも証明します。
 
邦題もストリーも手抜きなカンジですが
音楽はとても良かったですね。
西部劇ファンの心をくすぐるワクワク感があるメロディーが
いい感じに適所適所で流れてきます。
 
カメラもなかなか素晴らしい。
土ぼこりや絞首台、酒場など、雰囲気はもうバッチリ。
ジェンマのガンファイトにはシビれます。
 
だけどストリーは、ほんっと大雑把で適当でした。笑
 
でもなんとなく、女性がやけに色っぽいなとか
ジェンマの歯並びが良すぎだなとか
主人公なのに最後足撃たれて歩けないのかよ?とか
最後まで見れてしまいました。
 
荒唐無稽なB級マカロニウェスタン映画でしょう。
 

 
【解説】allcinemaより
無実の罪で投獄されていたテッドが牢屋から脱出。テッドは自分に罪をかぶせた一味に復讐するべく町へ潜り込み、彼らの行動を先回りしていく……。ジェンマの華麗なガンプレーが堪能できるマカロニ・ウェスタン