定番でもある冒頭の追跡アクションは素晴らしい出来。
アデルのテーマソング流れるオープニング、掴みは申し分なしですね。
主役は007ではなくM(ジュディ・デンチ)でした。
彼女は自分の息子である元諜報員ラウル・シルヴァ(ハビエル・パルデム)に
かって仕事を切られたことで復讐されます。
シルヴァはMの期待にこたえられず、愛して貰えなかったことを
ずっと恨んでいたのです。
この悪役、かって007歴代悪役の中でも例をみないタイプ。
世界征服も人類絶滅も企まない
自分の個人的な恨みを晴らすためだけのただの変態マザコン男でした。
そして、この作品のポンド・ガールは歴代最高齢のジュディ・デンチ。
ナオミ・ハリスがマネーペニーだったのにもびっくりですね。
つかえなさそうなQも登場。
秘密兵器が「指紋認証装置付ワルサーPPK」と「小型無線発信器」だけなんて。
指紋認証なんてそこいらのATMにだって付いているじゃないですか。笑
もっとワクワクする夢のある兵器開発してよね、次回作に期待です。
アストンマーティンDB5の登場はヨカッタ。
座席に脱出装置が付いていたり、前面にマシンガンが装備されていたり
やっぱりこうじゃなくっちゃ。笑
50周年記念らしいこの作品、とにかくいろいろと衝撃がありました。
世代交代を感じる作品ですね。笑
改めて全作観てみようかなとも思いました。
まぁ、毎年そんなこと思っているんですけど。笑
【解説】allcinemaより
ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの3作目にして007シリーズ誕生50周年記念作となる通算23作目のスパイ・アクション大作。MI6への恨みを抱く最強の敵を前に、絶体絶命の窮地に追い込まれるジェームズ・ボンドと秘密のベールに包まれた上司Mが辿る衝撃の運命を、迫力のアクションとともにスリリングに描く。共演はM役のジュディ・デンチ、敵役のハビエル・バルデムのほか、レイフ・ファインズ、アルバート・フィニー、ベン・ウィショー。監督はシリーズ史上初のアカデミー賞受賞監督の起用となった「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス。
NATOが世界中に送り込んでいるスパイのリストが盗まれる緊急事態が発生。英国の諜報機関MI6のエージェント“007”ことジェームズ・ボンドは、リストの収録されたハード・ドライブを取り戻すべくMの指示に従い、敵のエージェントを追い詰めていく。しかし、その作戦が失敗に終り、組織内でのMの立場も危うくなった上、今度はMI6本部が爆破される事態に。そんな窮地に立たされた彼女の前に手負いのボンドが姿を現わし、首謀者を突き止めるため僅かな手掛かりをもとに奔走する。やがてついにその黒幕が判明、一連の犯行は、Mへの復讐に駆られた元MI6の凄腕エージェント、シルヴァによるものだった。執拗にMをつけ狙うシルヴァとの決死の戦いに挑むボンドだが…。
NATOが世界中に送り込んでいるスパイのリストが盗まれる緊急事態が発生。英国の諜報機関MI6のエージェント“007”ことジェームズ・ボンドは、リストの収録されたハード・ドライブを取り戻すべくMの指示に従い、敵のエージェントを追い詰めていく。しかし、その作戦が失敗に終り、組織内でのMの立場も危うくなった上、今度はMI6本部が爆破される事態に。そんな窮地に立たされた彼女の前に手負いのボンドが姿を現わし、首謀者を突き止めるため僅かな手掛かりをもとに奔走する。やがてついにその黒幕が判明、一連の犯行は、Mへの復讐に駆られた元MI6の凄腕エージェント、シルヴァによるものだった。執拗にMをつけ狙うシルヴァとの決死の戦いに挑むボンドだが…。