ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011)


 
 
 
見る前からどんな内容か想像できそうな良い邦題ですね。
ユーモアのセンスがあります。
 
ローワン・アトキンソンが登場したのは記憶に新しいです。
イギリス国民にとっては、やはり「女王陛下の007」なのでしょう。
 
MI7本部ビルに東芝の看板が出ていて
日本企業が作品に使われていたのには、なんだかホッとしました。笑
 
ただ作品のほうは大笑いできるようなコメディではありませんでした。
ばかばかしさは意外と少なく、
007のパロディとして真面目に作られていました。
アストン・マーティンに対抗してのロールス・ロイス・ファントム。
ポンドのほかに「M」や「Q」
「マネーペニー」的な人物もしっかり登場します。
セリフよりも表情で表現する箇所が多く、芸も細かいですね。
 
ローワン・アトキンソンのシュールな雰囲気が好きな人は楽しめる作品でしょう。
007ファンならロジャー・ムーア世代の方にぜひ見ていただきたい。
きっとわかる面白さがあります。
 

 
【解説】allcinemaより
「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソンがドジな英国諜報員“ジョニー・イングリッシュ”に扮するスパイ・パロディの第2弾。新たなミッションに挑むイングリッシュが世界各地で繰り広げる大騒動の数々をスケール・アップした本格アクションとともに描き出す。共演にジリアン・アンダーソンドミニク・ウェストロザムンド・パイク。監督は「理想の結婚」のオリヴァー・パーカー。
 一度は諜報機関MI7のエースとして活躍したものの、大きなヘマをしでかして以来、チベットの僧院に引きこもり修行に励む日々のジョニー・イングリッシュ。そんな彼に、ついにMI7からお呼びがかかる。すっかり様変わりしたMI7に舞い戻ったイングリッシュは、新たな上司ペガサスから、中国首相の暗殺計画を阻止せよとのミッションを告げられる。さっそく新人スパイのタッカーを助手に、情報収集のため香港へと向かうイングリッシュだったが…。