ボーン・スプレマシー(2004)


  
 
 
二重スパイと組織内で起きた公金横領の調査をする
CIA内部調査局のパメラ・ランディ(ジョアン・アレン)。
彼女はその情報の資料を持つ人間に会うために、エージェントを2人送り込みますが
エージェントは射殺され、資料を買い取るための莫大な現金は奪われてしまいました。
そしてそこに残されていたのはボーン(ディモン)の指紋だったのです。
現金を奪った何者かは、ボーンの命も狙います。
そしてパメラもレッドストーン計画とボーンを追うことになるのです。
 
ドイツ・ベルリン、ロシア・モスクワ、インド・ゴア、イタリア・ナポリ、イギリス・ロンドン
オランダ・アムステルダムアメリカのCIA本部・・と次々に舞台は移動します。
私の頭は、記憶喪失のボーンよりも話についていけない状態(笑)
 
マリーを殺した、キリル役のカール・アーバンが良かったですね。
冷血な感じがとてもいい。
私的にチェックです(笑)
ボーンのように悩めるヒーローが最近の主流のような気もしますが
大御所の007のように、なにも悩まないタイプのスパイのほうが魅力的かもです。私は(笑)
 
前作につづき、マット・ディモンのキレのある格闘シーンがいいですね。
カー・アクションはとても素晴らしく、ラストのクライマックスでのカーチェイスはとにかく凄い。
見ごたえバッチリで、カー・アクション好きの方には特にお勧めの作品だと思います。
 

 
【解説】allcinemaより
 記憶を失っていた男に再び脅威が襲いかかるサスペンス・アクションの続編。原作小説3部作の2作目『殺戮のオデッセイ』を映画化。元CIA諜報員が過去の記憶を辿ってそこに秘められた真実を追い求めていく。監督は「ヴァージン・フライト」のポール・グリーングラス。主演は引き続きマット・デイモン
 ベルリン。CIAの女性諜報員パメラ・ランディらは、内部で起きた公金横領事件を調べていた。しかし、そのさなか、何者かに襲撃され、関係資料を奪われてしまう。インド、ゴア。2年前の壮絶な逃走劇から生き延びたジェイソン・ボーンは、その時に出会った恋人マリーと人目を避けて暮らし、新しい人生を歩んでいた。だが、彼は未だ夢にまで出るほど過去の記憶に苛まれている。そんなボーンをつけ狙う一人の影…。同じ頃、CIA本部ではベルリンの事件で採取した指紋を照合し犯人を特定、そこにはボーンの名が浮上するのだが…。