タキシード(2003)

 

 
 
 
タクシー運転手のジミーは、ある大富豪の専属ドライバーにスカウトされます。
しかし、何者かに命を狙われた主人様が、謎のメッセージを残して意識不明に。
ジミーは袖を通しただけで最強になれる魔法のタキシードを着て
メッセージの謎を追うことになります。
 
さえない男性が、タキシードのスイッチを切り替えるだけで
なんでもできるようになります。
こんなふうに、自分が変身できるお洋服があればいいなあって
誰でも思いますよね。
物心付いた頃から、男の子はライダーベルトを身につけ
女の子は魔法の杖を振るものです。
かっこいい自分になりたい、そして異性のハートもキャッチしたい。笑
 
そんなタキシードに身を包んだジャッキー。
なので、どんな凄いアクションを披露してくれるかなと期待も膨らむわけです。
なのにワイヤー丸わかり・・苦笑
それはないよ、ドリームワークス・・
アクションもコメディも中途半端すぎます。
 
下ネタも多すぎでイカンですね。
エディー・マーフィーの映画ならそれでもいいのですけれど
ジャッキーには似合わないような気がします。
 
ヒロイン役のジェニファー・ラヴ・ヒューイットは可愛いかったですね。
ジェームズ・ブラウンとのダンスシーンには、ちょっとウケました。笑
歌もそうだけど、演技もノリで勝負という感じがして味わいがありました。
 

 
【解説】allcinemaより
すっかりハリウッドでもトップ・スターとなったジャッキー・チェンと「ラストサマー」のジェニファー・ラヴ・ヒューイット共演のアクション・コメディ。ある日突然不思議な能力を持つタキシードを身につけたことからスーパー諜報員となってしまった男の活躍を描く。監督はCMディレクターでこれが劇場デビューのケヴィン・ドノヴァン。
 その運転の腕前を買われて大富豪デヴリンのお抱え運転手にスカウトされた元タクシー運転手のジミー・トン。デヴリンからは彼のタキシードに絶対触らないようきつく言い渡されていた。ところがある日、ジミーが運転する車が何者かに襲われデヴリンは重傷を負ってしまう。主のいなくなった隙に、ジミーは好奇心からそのタキシードを着てしまい、それが特殊機能を有したスーパー・タキシードであることを知る。実はデヴリンは秘密機関の伝説的エージェントだったのだ。やがて、そんなこととは知らずに新米諜報員デルはジミーをデヴリンと思い込み彼を危険な任務に駆り出してしまうのだった…。