ロッキー5/最後のドラマ(1990)

 
 
 
 
allcinemaの解説も厳しいですが。笑
シリーズのなかでも一番評価が悪いようですね、最後のドラマ。
 
脳に障害が見つかったうえ、会計士の不正により無一文になってしまった
ロッキー。
ミッキーが残してくれたジムで、トレーナーとして新たな人生を歩み始めます。
そこにやって来たトミー・ガンというボクシングの才能ある若者。
ロッキーはかってミッキーが自分にしてくれたように、トミー・ガンを
指導することに熱意を燃やします。
しかしトミー・ガンは金と女に目がくらみ
ロッキーを裏切り彼の元を去っていくのです。
 
「ロッキー」といえば、エイドリアンへの一途な愛情物語ですが
この作品では、父子の関係が軸になっています。
父親にかまってもらえない息子のプチ反抗期。学校ではいじめにあいます。
しかしボクシングの猛練習をし、いじめっ子を撃退。
再びのJ・G・アヴィルドセン監督ですが、どちらかといえば
ベスト・キッド」風。笑
 
クライマックスがリングではなく路上でのストリート・ファイトというのは
スポーツマンとしてどうよ?と確かに思いますよね。
しかし、ミッキーが・・亡きミッキーの幻が出てきてロッキーを応援するのです。
(私はミッキーが好きなのです。)
結局感動してしまいました。笑
 
とはいえ、グローブもしないままの激しい殴り合い・・
ロッキーの引退の原因となった、脳の障害は大丈夫だったのでしょうか?苦笑
 

 
【解説】allcinemaより
スタローンの代表作「ロッキー」シリーズの第五弾。前作のドラゴとの壮絶な闘いにより脳障害となって引退したロッキーは、若いボクサーを育てるトレーナーとなるのだが……。第1作のJ・G・アヴィルドセンが再びメガホンを取り、ロッキー・バルボアの物語に終止符を打とうという試みは悪くなく、クライマックスがリングではなくストリート・ファイトになっているのも新味だが、既にここに「1」の感動も面白さもありはしない。このシリーズは「1」で終わっている。