ロッキー4(1985)

 

 
 
ジェームス・ブラウンが登場したり、ある意味見る価値はあります。
ゴルバチョフ書記長(当時)のそっくりさんも登場します。
そういえば「ペレストロイカ」なんて言葉、流行りましたよね。
(あまり言うと年がばれるよ?笑)
 
ソ連の先進科学トレーニングが生み出した
マチュア・ヘビー級チャンピオンのドラゴ(ドルフ・ラングレン)。
ドラゴはエキシビジョンマッチでアポロ(カール・ウェザース )と
戦うことになります。
しかしアポロはKOでドラゴに負け、二度と目を開けることはなかったのです。
 
最新の科学を駆使してトレーニングをするドラゴ。
一方、モスクワ山中に篭もり、丸太を担ぎ、大木を切り倒し、雪山を駆け上り
闘争本能とハングリー精神を取り戻すロッキー。
そしてドラゴは国家のために、ロッキーはアポロの無念をはらすために
リングの上で、壮絶な打ち合いが始まります。
 
スパイ映画やアクション映画ならまだしも
ロッキーのような作品で政治体制批判は
正直やってほしくはなかったところですね。
だってロッキーは、愛や思いやりのある、やさしい人なのです。
 
しかしながら、ボクシングの試合のシーンはさすが。
とにかくドラゴが凄い、まるで殺人マシーン。
(しかもセリフがひとつもない。笑)
特にドラゴにロッキーが殴られる場面の撮り方などは最高で
観ているこちら側の頭までグラグラしそうでした。
 
ところで疑問なんですけど
ボクシングのヘビー級って、あんなに身長や体重などの体格差があっても
戦えるものなのでしょうか?
 

 
【解説】allcinemaより
ソ連からドラゴというボクサーがやってきた。科学に裏打ちされたその実力は、アポロをリング上で殺すほど凄まじいものだった。親友を失ったロッキーは、ソ連へ復讐戦を挑みに行くが……。D・ラングレン扮する化け物ボクサー、ドラゴの印象ばかりが強く、ロッキーが勝ってもあまりスカっとしない凡作となった。(悪い意味で)プロモーション・ビデオのような作品。