やじきた道中てれすこ(2007)


 
 
 
勘三郎さんの追悼ということで放映されていたのを鑑賞しました。
 
弥次さん喜多さんを演じる中村勘三郎さんと柄本明さんの表情が豊かで
このふたりの演技で生きている作品ですね。
そして「なりたい40代女性」の人気ナンバー1に輝くキョンキョン
薹が立った女郎が似合っていましたし、うまく演じていたと思います。
 
溝口健二監督の名作「近松物語」や古典落語の「狸賽」や歌舞伎のパロディなど
ツウの人にはたまらない面白さがあるようです。
しかし私は落語も歌舞伎も全く無知なので、残念ながらイマイチついて
いけませんでした。
てれすこ」もね・・「コストコ」なら知ってるんですけど。笑
 
平山秀幸監督の落語への愛が込められた作品。
落語や歌舞伎が好きな方にはオススメな作品でしょう。
 

 
【あらすじ】yahoo!映画より
品川の遊郭で偶然に再会した弥次さん(中村勘三郎)と喜多さん(柄本明)は、ひょんなことから売れっ子おいらんお喜乃(小泉今日子)の足抜けを手伝う。無事に江戸を脱出した3人は、金をだましとられたり、子タヌキの恩返しで博打で荒稼ぎしたりと、珍道中の連続。やがて箱根に着くと、お喜乃は弥次さんにある告白をする。