RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(2010)

 
 
 
RAILWAYS・・このタイトルに、思わず「ALWAYS 三丁目の夕日」の
パクリかコメディかと思ってしまった不謹慎者です(みんなもそう?笑)。
 
 
田舎にひとりで暮らす母親が余命何ヶ月・・
東京に越してくるのは絶対にイヤだという。
しかし、いくら親の介護でも、急にも簡単にも会社を休めるものではありません。
そんな時、地元で求人募集。
それは幼い頃から夢に見ていた電車の運転士・・・
 
 
夢を追うのに年齢は関係ない、努力さえすれば夢は実現する、そんな作品でした。
実話ということですが、私から見た主人公はあまりにも恵まれすぎな印象です。
 
住宅ローンの心配はなく、奥さんの仕事も起動にのり
ひとり娘ももうすぐ大学卒業。
経済的な負担がなく、奥さんも娘も反対しないし、おまけに美人。
再就職もうまくいき、職場の同僚も良い人ばかりで、介護スタッフは善人。
思わぬトラブルで退職願を出しても、大勢の乗客から「やめないで!」の声。
 
 
 
はたして自分が50歳になってから田舎に帰り、転職したならば
こんな幸運に恵まれるでしょうか?
 
どんなに努力しても難しいでしょう、私の場合ですが。
 
日本最古級のデハニ50形という電車が
自然の中を走る様子は絵になっていました。
鉄道ファンや鉄女の方などには、うっとりする情景ではないかと思います。
 

 
【あらすじ】yahoo!映画より
大手家電メーカーで数々の実績を積み上げ、50歳を目前にしながら仕事に追われる日々を送る肇(中井貴一)。一人暮らしの母が倒れたのをきっかけに故郷へ戻った彼は、一畑電車の運転手になるという幼い頃の夢を思い出し、採用試験に応募してみる。そして、年齢のハンディーを乗り越えて試験に合格した肇は運転手となるが…