センターステージ(2000)


 
 
全く知らなかった作品なのですが、とても感動しました。
 
ニューヨークの名門バレエ団、アメリカン・バレエ・カンパニー
入団を目指しその登竜門に合格した練習生たち。
 
素質があり顔は可愛いけれどバレリーナには不向きな体格で、
失恋までしてしまうジョディ。
才能はあるけれど下町育ちがコンプレックスで、
先生に反抗的な態度をとってしまうエヴァ
スクールいちダンスは上手いが、過食症のモーリーン。
 
登場人物の女の子たちのように、悩みや不器用さって誰にでもありますよね。
 
また、努力が実ったり、障害を乗り越えて成功するよりも
むしろ挫折してしまう場合のほうが多いですよね・・
 
完璧じゃないけど一生懸命に頑張る女の子たちにだからこそ
共感しますし応援してしまうのです。
 
ついにやってきた卒業公演。
その公演の踊りで、生徒達はアメリカン・バレエ・カンパニー
入団できるかどうかが決まるのです。
そのバレエ・シーンがとてもすばらしく
思わず涙腺がウルッとしたくらいです。
見ごたえ十分。
 
このような作品では、よく主人公をいじめるライバルが出現したりしますが
そんなことも全然なくて、実に爽やかな青春映画という感じでした。
 
登場人物と同世代の10代後半の若者には
特にお勧めできる作品だと思います。
 

【あらすじ】goo映画より
バレリーナを夢見るジョディ(アマンダ・シュール)は、ニューヨークの名門バレエ団、アメリカン・バレエ・カンパニーへの登龍門である学校に合格。反抗的なエヴァゾーイ・サルダナ)と優等生モーリーン(スーザン・メイ・プラット)を新生活のルームメイトに、厳しいレッスンに励んでいく日々。しかしある日、舞台監督のジョナサン(ピーター・ギャラガー)に呼び出され、足の骨格が悪いから卒業公演は難しいと一撃される。落ち込むジョディを励ます仲間たち。気晴らしに外部のダンススタジオへ出向いた彼女は、バレエ団の花形クーパー(イーサン・スティーフェル)と偶然出会い意気投合、そのままベッドインしてしまう。だが卒業公演オーディションの数日後、クーパーの公演を観に行ったジョディは彼に冷たくあしらわれ、二人の関係はぎくしゃくしたものになった。