花咲ける騎士道(1952)


 
 
村のプレイボーイ、ファンファン(ジェラール・フィリップ)は
村娘との結婚から逃れようと、
ジプシー娘の『軍隊で出世して王女様と結婚する』という予言を信じて
入隊します。
こんな女好きなプレイボーイでも、ジェラール・フィリップが演じれは
乙女はうっとりでしょう。
とにかく美男子で、かろやかな身の動き。
イヤミも気障な台詞も彼だったら許しちゃう♪といったところです。
 
また、ジーナ・ロロブリジーダほか女優陣も素晴らしい。
顔ももちろん美人ですが
スタイル抜群で豊満なバストラインを見せつけてくれます。
どこを見ても目の保養といった感じ。
 
最初はファンファンにお高くとまっているアドリーヌ。
しかし、だんだんと彼に惹かれて行く。
でもファンファンは本気で王女に夢中で結婚するつもりなのです。
なんとかファンファンの気を引きたい・・・
 
「国王様大事なお願いがあります」
「国家の危機に関わることか?」
「いえ、愛に関わることです」
 
単純明快でテンポがよくコメディタッチで、あっという間にラスト。
とても楽しく鑑賞できた作品でした。
 
【あらすじ】18世紀、ジプシーに化けた、募兵官の娘アドリーヌ(ロロブリジーダ)の甘言に見事乗せられたファンファン(フィリップ)は兵隊になった。戦争が始まり、部隊はいつしか彼が救った王女の住む城の近くに駐屯することに。王女会いたさに城内に忍び込むファンファンは捕えられ、彼を恋するアドリーヌは王に釈放を直訴した。訴えは叶うが、逆に彼女にゾッコンの王につきまとわれ、アドリーヌは修道院に逃げ込む。そこで助けに駆けつけたファンファンは彼女と追っ手から逃げ惑ううち、敵軍のアジトに通じる地下道に出た。頭脳戦で敵将を捕まえたファンファン。かくして戦いは勝利に終わった。