野生の証明(1978)

 
 
「お父さん怖いよ。誰かがお父さんを殺しにくるよ・・」のセリフに
主題歌の「戦士の休息」に、ネバーギブアップ。
当時の角川映画のテレビコマーシャルの記憶が
いまだに脳に刷り込まれています。
 
自衛隊の特殊部隊である味沢は、
訓練中の寒村で、斧を振り回し村人全員を惨殺しようとしていた
狂人に遭遇します。
そして、その村でたったひとり生き残った少女をを引き取り
東北の街で暮らし始めます。
 
しかしその街の経済を牛耳る土建会社の社長と息子そこの社員は
極悪なうえ、新聞、警察さえもぐるになっているのです。
「駅」で警察官の健さんもいいとコメントしましたが
自衛官健さんもいいです、萌えです。笑
 娘が落としたケーキを食べて
「へーき、へーき、美味しいよ」と言うシーンも素敵。
口下手な男性にこんなふうに言われたら胸キュン間違いなし。
 
ただストリーはありえないですね。
漫画だったらともかく、あまりにもリアリティがなさすぎです。
 
終盤は味沢vs自衛隊の特殊部隊22人との戦い。
これには誰もが思ったことでしょう。
ランボーか!?」笑
 
自衛隊が好意的に描かれてはいないものの
本物の戦車やヘリコプターに実銃は迫力満点。
軍隊好きにはたまらない作品なのではないでしょうか。
 

【あらすじ】BSオンラインより
高倉健演じる元自衛隊特殊工作員が、悲惨な事件の中でひとり生き残った少女との数奇な出会いによって巨大な陰謀に巻き込まれていく。事件のショックで記憶を亡くした頼子を引き取り、退役して保険外交員として平穏に暮らしていた味沢。だが保険金に絡むある事故をきっかけに、封印していた暗い過去と向き合うことになる。