洋画・西部劇/マカロニ
大佐殺しで逃亡しているもと売春婦の凄腕女ガンマンが(なぜ凄腕なのかはわからない)盗まれたお金を取り戻すため誘拐された仲間を救うため悪党のキッド団と戦うというお話背中からは撃つし縛られた相手は撃つという西部劇の掟は無視のうえ展開も無理やりな…
これも洋画ファンからは評価の高い作品ですよね10歳で孤児になり、シャイアン族に拾われ育てられたジャック白人との戦いで命の危険が迫ったとたんに白人側に寝返りインディアンに襲われれば「俺は小さな巨人だ!」と再びシャイアン族の仲間入りペテン師とつ…
小学生か中学生の頃テレビの吹き替えでみてとっても面白かったことを覚えています。その後、映画雑誌やランキングでお目にかかることもなく長い年月が過ぎたのですが・・・やっぱり面白かった。カメラはコンラッド・エル・ホール。メキシコ人に誘拐された人…
飾りはないけれど良質、そんな大人の西部劇。レッドフォード自身、自分の主演作の中で一番好きな作品と言ってるそうです。でも当時は製作費があまりなくシドニー・ポラック監督はレッドフォードの家に寝泊まりしながら撮影していたとか(笑)そのポラック監督…
シドニー・ポワチエの初監督作品として知られる異色のウエスタンということです。ポワチエといえば私的には「夜の大捜査線」細身のスーツで差別に耐えながらの凄腕刑事・・そしていい男。この当時、ポワチエといえども黒人が監督に主演そして奴隷制がテーマ…
ジョン・フォード監督初のカラー作品ということで有名だそうです。本当にマットなカラーが色鮮やかで綺麗な映像ですね。クローデット・コルベールのほうがヘンリーフォンダよりクレジットが上で当時の彼女の人気をうかがわせます。左側からしか顔を撮影させ…
映画だったら「エデンの東」や「普通の人々」「スタンド・バイ・ミー」・・長男にばかり愛情も手間もかけてしまう親現在でもそういう親ってたぶんいますよね。正直、どちらかが可愛いということは親としてはありますよね。でもそれがあまりにも極端だと期待…
この作品は3D映画として制作されたそうです。子どもの頃学習雑誌の付録についてきたようなあの赤と緑のペラペラしたレンズで見るやつですね。笑そんな立体的な映像作りのほうがメインになってしまったのかストリーのほうはあまり記憶に残りませんでした。…
キャラがいいです。リー・ヴァン・クリーフにウォーレン・オーツの共演それだけでおなか一杯になります。濃い。笑開拓民の町を行き来するために川の渡し船「はしけ」を作った船頭のトラヴィス。町にやってきた凶悪な強盗団から開拓民を守るため対岸へ住民を…
邦画でも洋画でも未亡人はモテる・・未亡人に働く男性心理とはいったいどのようなものなのでしょう?それはさておき。笑原題は「レア・ブリード」で珍種邦題の「スタンビート」は家畜などの集団暴走や人間の群集事故を意味する英語(ウィキから)ということだそ…
ソフィア・ローレンにアンソニー・クインが共演なんてどんな濃い~西部劇かと思いましたがなんと普通でした。笑でも色彩はマットなカラーでとても綺麗でしたね。借金のため夜逃げを繰り返す旅回りの劇団一座。看板女優のアンジェラと座長のトム・ヒーリーは…
珍しいブリティッシュ西部劇。西部劇としてはあまり見たことのない変わった雰囲気ですね。とてもクールな出来栄えだと思います。テキサスの開拓者集落で独立記念日を祝っていた入植者たち。そこに現れたメキシコの盗賊、オルテガの一団は抵抗するものを殺し…
撮影はブルース・サーティース。クリント・イーストウッド主演作品の撮影で有名ですね。荒削りで非情、だけど渋くてかっこいい。乾いた空気、陽光、叩きつける雨蒸気オルガンの蒸気たちこめる中での銃撃棺桶の死体と映す記念写真・・それは、まるでそこにい…
アメリカ西部開拓時代、ハンターからガンマンそして後連邦保安官として名を残したジェームズ・バトラー”ワイルド・ビル”ヒコックの物語。タイトルからしてワイルドな西部劇を期待したのですが。笑気分爽快どころかかなり地味で憂鬱。保安官を辞職してから落…
何から何までクラッシックシネマファンの心をくすぐるようなそんな西部劇。大西部の広大な風景に、それぞれの登場人物の描き方がとにかくいい。アンソニー・マン監督のロングショットはやっぱりどれも素晴らしい。 アパッチへ売られた銃によって、騎兵隊の…
用心棒はひとりも出てこないし星空があるわけでもないのに(青空は多かったがな)なぜかタイトルは「星空の用心棒」・・・笑 唯一登場した星らしいものといえば手裏剣のような役割を果たす保安官バッチというところでしょうか。 無実の罪で投獄されたテッド…
バード・ランカスターが青い目の先住民を演じています。でもどこかで見た風貌・・そうだ!S・スタローンの「ランボー」にそっくりなのです。笑 カリフォルニア移送の列車から逃れたアパッチの戦士マサイ(バート・ランカスター)。盗みをしたり、チェロキ…
「金が全てじゃない」「・・・腹が減っていない時はな」 「夕陽に立つ保安官」同様、お気軽な西部劇コメディ。下ネタだけでもっていく最近のコメディと違って安心安全でホノボノと鑑賞できる癒し系なお笑いでしょう。ジェームス・ガーナーのキャラは今で言…
カーク・ダグラス×ロバート・ミッチャム×リチャード・ウィドマークという豪華な顔ぶれにもかかわらずこれも知らなかった作品。 幌馬車隊のリーダーだけれど、冷酷な元上院議員タドロック(ダグラス)クールで頭が切れる案内役のディック・サマーズ(ミッチ…
オーストラリア版のオーストラリアが舞台の異色の西部劇。未公開なうえ日本ではDVD化もされていないそうです。私もタイトルさえ知りませんでしたがこれが最後まで飽きずに見れるなかなかの傑作でした面白い。 主演のトム・セレックが強くて、正義感があ…
石と決闘するのかよ・・とタイトルからツッコんで鑑賞しましたが意外にもすごく良くて、私の好み120%。笑 カメラがいいのです、西部の街の雰囲気がとても出ていて。男たちの歩く姿、銃を撃つ、撃たれる・・イチイチ良い。4人が並ぶショットなんてもう最…
「酔ってて二人に見えるだろう?」「そのために二丁持ってるのさ・・・」 ヴァル・キルマーのドク・ホリディとマイケル・ビーンのリンゴがとにかく良かったです。 ターミネーターのカイル役のマイケル・ビーン私、大大ファンだったのです。(今言うとハズカ…
「生死の分け目はただの運」 酷評が多いようですが私はそれほど悪くなかったと思います。地味な作品も好きなので。笑美術も良かったし、撮影も美しく見事。夜の青、夕日に染まった空を背景に走る列車・・今年のカレンダーにしてお部屋に飾りたい景色がいっ…
オープニングから画面いっぱいのモニュメントバレーのジョンフォード・ポイントに、流れる軽快なマーチ。これはどんな痛快なアクション西部劇が始まるのかと思わず胸をときめかせてしまいましたが。 なんと軍事法廷劇でした・・・イキナリの大どんでん返し…
新年あけましておめでとうございます。今年もたくさんの素晴らしい映画と出会えたらいいですね。 さて、私が今年初のレビューに選んだのはこの1本。憧れのクリーフ様と伊達男ジェンマのマカロニ・ウェスタン2大スターの共演作。オープニングの曲、タイト…
西部劇ファンならば、リー・ヴァン・クリーフ様が登場しただけでキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!・・・と胸ときめいてしまうわけですが「ヘイ、アミーゴ!チェ、サバータ!」のテーマソングから嫌が応にも気分がノセられてしまいました。 射撃シーンがとてもいいですね。…
面白かったですね。マカロニウエスタン作品のなかでも、傑作の部類に入るのではないでしょうか。 ときはメキシコ革命、政府軍の基地を次々と襲い革命軍の将軍へ武器を届ける生業をしている群盗。とにかく容赦なく、次から次へと人を殺していきます。そんな…
「犬でさえ好きなところに行けるのに シャイアンは行けない」 ジョン・フォード最後の西部劇。監督自らの自己批判と謝罪の作品といわれています。アカデミー賞を獲得した「ダンス・ウィズ・ウルブス」に多大な影響を与えたことでも知られているようです。 …
「夜の道」こういうタイトルは好きです、静かなヨーロッパ映画のようです。タイトルとストリーはまったく関係ありませんでしたが。 ジミーがアコーディオンを弾いて歌声を披露するのは必見ですよね。ほかの作品ではお目にかかれない気がします。 幼い頃から…
悪党の牧場主のゴロツキに悩まされているワーロックの町。人々は保安官として悪名高いガンマンであるクレイ(ヘンリー・フォンダ)と相棒で賭博師のモーガン(アンソニー・クイン)雇います。やがて牧場主の暴力的支配に嫌気をさした、一味のジョニー(リチ…