山田洋次

男はつらいよ 寅次郎子守唄(1974)

シリーズ14作目マドンナは十朱幸代さん。 旅先で知り合った男が寅さんに自分の赤ちゃんを預けてトンズラ。赤ちゃんを連れて寅さんは「とらや」に帰ります。「とらや」では寅さんに赤ちゃんが出来たのかと大騒ぎ。だけど子宝に恵まれなかった、おいちゃん…

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(1974)

シリーズ13作目マドンナは吉永小百合さん。 「いくら心の中で思っていても、それが相手に伝わらなかったらそれを愛情って言えるかしら? 」よかったですね、この「男はつらいよ」も。特においちゃんの村松達雄さんとマドンナの父親の宮口精二さんが凄くい…

男はつらいよ 柴又慕情(1972)

シリーズ9作目マドンナは吉永小百合さん。 吉永小百合さんと倍賞千恵子さんのツーショットこれだけでも見る価値はあるでしょう。清楚で可憐でそして美しい。 吉永さんと倍賞さんを見るための「男はつらいよ」そう言い切れます。 旅先で出会った若い女性の…

男はつらいよ 奮闘篇(1971)

シリーズ7作目。マドンナは榊原るみさん。 津軽に始まり津軽で終えるこの作品。冒頭の集団就職列車に乗り込む若者たちに「親を恨むなよ」寅さんはしみじみ語りかけます。(そして自分は列車に乗り遅れます・・笑) しかし産みの母のお菊(ミヤコ蝶々)には…

男はつらいよ 純情篇(1971)

シリーズ6作目。マドンナは若尾文子さん。 男とかけおちしたものの子連れで長崎の五島列島に帰る娘(宮本信子)を父親(森繁)に送り届ける序盤は秀逸。これは当然宮本さんがマドンナかなあ・・・と思うわけですがこれで終わりだったのはかなり残念。 「帰…

男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973)

シリーズ11作目。マドンナは浅丘ルリ子さん。 「死ぬほど惚れて惚れて、惚れ抜いてみたいわ・・」 北海道での夜汽車の出会い、旅の風情があってロマンチックで素敵ですね。(近ごろのJR北海道で旅をするのは少しためらいますが。笑) この作品はマドンナ…

男はつらいよ フーテンの寅(1970)

シリーズ3作目。マドンナは新珠三千代さん。 山田洋二監督ではなく森崎東監督の本作シリーズのなかでは酷評されているようですが、私は面白かったです。 冒頭での「とらや」の前の公衆電話で話すギャグや「俺なんか贅沢は言えねえよ」と言いながら贅沢にも…

遥かなる山の呼び声(1980)

日本人で、高倉健さんという俳優を嫌いな人は、 私はたぶんいないと思います。 とにかく凄い魅力をもった俳優ですよね。 突然やってきた謎の男に宿を提供するってあるのかな?と疑問にも思いますが 北海道って、夏にバイク旅行でやってきた若者や学生を泊め…