クリント・イーストウッド

白い肌の異常な夜(1971)

70年代作品にはこういう妙にいやらしい邦題が多い気がしませんか?「愛の狩人」「白衣に秘められた幻想」「O嬢の物語」・・などなど、どれも鑑賞はしていないのですが(本当だよ。笑)思わず団鬼六かよ!(読んだことないよ。笑)とつっこんでしまいたくな…

真昼の死闘(1970)

「騙される方が悪いのよ、この間抜け」監督はシーゲル、音楽はモリコーネ、カメラはブルース・サーティスそしてわれらがイーストウッド様・・これはもう食べる前からいい香り。笑原題は「TWO MULES FOR SISTER SARA」(シスター・サラのための2匹のラバ)ラ…

ペイルライダー(1985)

「見よ、青白い馬が出てきた。 そしてそれに乗っている者の名は『死』と言う。 それには黄泉が従っていた」ペイルライダーというのはヨハネの黙示録の四騎士の第四の騎士を意味しているそうです。過去にいちど見ていますが、見直してみたらとてもいい。「許…

アメリカン・スナイパー(2014)

イラク出征ものとしては「ハート・ロッカー」のほうが 私の性にはあっています。 ただこちらの作品では主人公、クリス・カイルを演じた ブラッドリー・クーパーがとても良かった。 ただ自分の信じる正義を貫く、そんな男。 幼いころから父親によって銃を与え…

サンダーボルト(1974)

「またやれば良いじゃないか、俺達で」途中で以前に見ていたことを思い出しオチに気が付いてしまったのが残念。でも面白かったですね。アメリカンニューシネマ風なのですがおちゃめでハチャメチャでマヌケ。のんびりしたクライムアクション。サンダーボルト…

ミリオンダラー・ベイビー(2004)

「どんなときでも自分を守ること」良かった・・見始めてすぐに引き込まれましたそして感動しました。感動した映画はレビューが長くなりそうで怖いですね。笑暗い、落ち込むと評される方が多いようですが私は全く違いました。愛の映画だと思います。夫婦や恋…

ホワイトハンター ブラックハート(1990)

響く太鼓の音色、何も言わない少年素晴らしいラストです。この映画のタイトルはこういうことだったのか主人公の絞り出す擦れた「アクション」の声には鳥肌がたちました。ジョン・ヒューストンの「アフリカの女王」(1951)の撮影エピソードを元にした物語。…

アウトロー(1976)

「みんな戦争の犠牲者さ」 面白かったですね。なんとなく「ワイルドパンチ」にも雰囲気が似ていてイーストウッド監督作品の中でもカルト的な人気があるそうです。 とにかくクリント・イーストウッドがカッコイイ。ただ、何にでも(噛み煙草か、ビーフジャー…

ガントレット(1977)

凄かったですね。家はぺしゃんこ、パトカーもバスもハチの巣こんな派手な銃撃見たことないです。笑 ひたすら銃を撃って撃って撃ちまくる荒唐無稽なB級アクションムービー。 警察長官が田舎町の娼婦と浮気するのかなあ?とかツッコミどころも、多々ありまし…

センチメンタル・アドベンチャー(1982)

「命を無駄に使いたくない」 地味ですが、味わいのある作品でしたね。アメリカ文化を、音楽をちょっと世間からは爪弾きされているような男をイーストウッド監督は愛しているのでしょう。 酒に溺れ、盗みもする。付き合った女性にはひどい仕打ちも。カントリ…

マディソン郡の橋(1995)

原作が大ベストセラーで当時とても話題になり、私も読みました。 普段読書をしない人でも、読みやすい内容と長さの 恋愛小説なのが人気の理由でしょうか。 マディソン郡の田舎町、そこに写真撮影のために 都会からやって来たカメラマンのキンケイド。 農場の…