2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ペントハウス(2011)

原題は「TOWER HEIST」 HEISTとは強盗のこと エディ・マーフィの持ち込んだ企画が数年に渡って推移し 最終的にベン・ステイラーが乗って競演が叶った作品 ベンの生真面目キャラと、エディのマシンガントークがどう出るか 期待に胸を膨らませたのですが(笑)…

ポリーmy love(2004)

原題は「ALONG CAME POLLY 」 along cameには”(後から)付いてきた” ”寄ってきた”という意味があるそうです 「アリー・・」と同じにした意味がわからない (笑) ベン・スティラーのいつもの、下品でエロとウンチとゲロネタのラブコメ 見飽きた感はあります…

ザ・ハッスル(2019)

原題も「The Hustle」 「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」 (1988)の リメイクと知らずに鑑賞、でも途中ですぐわかりました(笑) ただプロットはほぼ同じですが、いかんせん下品すぎ フライド・ポテトもやりすぎ 当然、批評家からは酷評 主演のアン・…

もうひとりの息子(2012)

原題は「Le fils de l'Autre 」(他の子) 名前も作品も知らない監督でしたが(笑) (フランス国籍のユダヤ人)女性で、年齢も近く 主人公と同じ年頃の息子がいるせいか、その感性にはとても共感しました 大まかなストーリーは、よくある赤ちゃん取り違えも…

勝手にしやがれ(1959)

ゴダール28歳、ベルモンド26歳、ジーン・セバーグ20歳 若い才能が生みだした傑作 映画史上最高の邦題 原題は「A BOUT DE SOUFFLE」(息切れ) ゴダールとロベルト・ロッセリーニのふたりを 映画を破壊した映画監督の代表だと淀川長治は批判したそうですが(…

そして友よ、静かに死ね(2011)

原題は「LES LYONNAIS」(ザ・リヨン) ひさびさに痺れる映画に出会えました 重厚で緊迫感あふれる演出 しかも超かっこいい 通称モモン(ジェラール・ランヴァン)の孫の洗礼式に集まった モモンの家族と友人たち そのとき、かって「リヨンの男たち」と呼ば…

インターンシップ(2013)

原題も「THE INTERNSHIP」 くだらなくてベタな内容だけど見て元気が出る アメリカのコメディ映画お得意のお下品すぎる下ネタや 障害者ネタも一大企業がバックとあって控えめ(笑) 2013年はまだこういう夢のある映画作っていたんだな スマホの登場で時計が売…

椿三十郎(2007)

日本の商業映画の代表、角川春樹と森田房光が作った 黒澤明の「椿三十郎」(1962)の完全リメイク 黒澤明、菊島隆三、小国英雄のオリジナル脚本を 織田裕二、豊川悦司主演で(ラストを除き)忠実に映画化 ロングより主演者のアップ画面が多く、いかにも現代的…

笑の大学(2004)

モデルは”喜劇王エノケン”こと榎本健一率いる劇団 「笑の王国」の座付き作家だった菊谷栄(きくやさかえ) 検閲の圧力に負けず、数々のヒット作を生みだし 高い評価を受けていましたが 1937年に召集された中国で戦死、34歳没 そんな史実を知って見ると ラス…

南極物語(1983)

あまりよく出来た脚本とは思えませんでしたが そのわりには何度も泣きそうになりました(笑) 南極に置き去りにされた15匹のカラフト犬 その後の話はほとんど想像によるものですが あまりにも見るのが辛い 8頭が脱出し野生化 7頭が鎖に繋がれたまま餓死か…

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019)

「思ってるだけで何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ」 山田洋次の「ニュー・シネマ・パラダイス」(1988) トトが満男で、エレナが泉、アルフレードが寅さん(笑) 主人公は妻と死別し、中学3年のひとり娘と暮らす小説家になった満男(吉岡秀隆…

家族はつらいよ(2016)

山田洋次、久々のコメディ 橋爪功の毒爺が最低で最高(笑) クレジット・タイトルがいつもになくカラフル 戦後生まれで、高度経済成長の波に乗って 働き盛りはバブル、年金までたっぷりもらえるという最高の年代 ほとんどのサラリーマンの妻は専業主婦で 家…

東京家族(2012)

「感じのいい人じゃね」 小津安二郎の「東京物語」(1953)のリメイクですが 65年も月日が経過するとやはり設定に無理を感じます 特に母親が68歳という年齢、ということは父親も70歳前後 今でこそコロナでおとなしくしていますが(笑) イマドキの70歳の熟年…

博士の愛した数式(2006)

原作は小川洋子の小説 モデルは奇妙なライフスタイルで知られた 「変わり者の中の変わり者」ポール・エルデシュ 数学だからといって、意外と難しいことはなく(笑) 数学初心者向けへの解説に近い 多少恋愛(不倫)要素も入っているので、大人向けに感じるけ…

ザ・マジックアワー(2008)

「マジックアワー」とは、映画の撮影が最も映える夕暮れの時間帯のこと =「誰にでもある人生で最も輝く瞬間」 もしそんな貴重な時間をフイにしてしまったらどうするか 「明日を待てばいい」だけのこと 元ネタは「知らなすぎた男」(1997)か、「ビッグムービ…

ラヂオの時間(1997)

「ハインリッヒ〜!」 海外向けの英語タイトルは「Welcome back, Mr.McDonald」(笑) 面白いか、面白くないかといわれれば 確かに面白いシーンもあるのだけど 韓国映画を見た後のような疲れがドッとくる(笑) 膨大なセリフを喚き散らす、しつこいやりとり …

禁断の惑星(1956)

原題も「FORBIDDEN PLANET」(禁じられた惑星) 「2001年宇宙の旅」(1968)がこの世に誕生する前のスペースオペラの傑作 多くのSF的要素、デザイン、音楽、哲学的思考まで 今でも映画はもちろん、あらゆるカルチャーに 影響を与え続けているのがわかります 円…