2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

未来を花束にして(2015)

原題の「SUFFRAGETTE」(サフラジェット)とは19世紀末から20世紀初頭にかけて女性参政権を求める活動家のこと イギリスといえば紳士の国レディ・ファーストの国というイメージがありますが実際には99%が労働者階級か、中流階級 しかもおよそ100年前まで…

ナチョ・リブレ 覆面の神様(2006) 

メキシカン・プロレス=ルチャリブレ 派手なマスクを被ったルチャドール(レスラー)による四次元殺方、プランチャー・スイシーダ、 スモールパッケージホールドなどなど華麗なアクションに、ユーモアたっぷりの試合はメキシコが誇る大衆文化であり、無形文…

スピード(1994)

あの時、私はサンドラ・ブロックで夫はキアヌ・リーブスだった(うそつけ) 「ダイ・ハード」(1988)と並ぶハリウッド的アクション映画の傑作低予算で作られたにもかかわらず、興行収入は製作費の12倍近くサンドラとキアヌの出世作であり、ヤン・デボンの名前…

チップス先生さようなら(1939)

原題も「GOODBYE MR. CHIPS」ジェームズ・ヒルトンの原作は中学生の時読んだことがありますモデルとなった学校はケンブリッジのレイズ・スクール ロバート・ドーナットは同年公開された「風と共に去りぬ」のクラークゲーブルを抑えてのアカデミー賞受賞確か…

ニューヨークの巴里夫(パリジャン)(2013)

原題は「Casse-tête chinois」(中国のパズル=難問)シリーズものの第3弾ということ前2作を見ていたほうがより楽しめるのでしょうがストーリーの分かりにくさは感じませんでした こういう映画をみると、フランス人は恋や、LGBTや人種や宗教の違いにあまり…

明日の空の向こうに(2010) 

原題は「JUTRO BEDZIE LEPIEJ/ジュトロ・ベジー・ルピエ」 (明日はもっとよくなる)ポーランドと日本、共同制作のウクライナ版「スタンド・バイミー」違いは帰る家がないこと 駅前にあるベンチの下などをねぐらにしている弟のペチャと兄のヴァーシャは物乞…

スタンド・バイ・ミー(1986)

ロリポップ♪ロリポップ♪オー!ロリポップ♪ Call my baby lollipop 私はベイビイ(恋人)をロリポップって呼ぶのTell you why なぜって?His kiss is sweeter than an apple pie 彼のキスはアップルパイよりも甘いしAnd when he does his shaky rockin' dance…

ハード・ウェイ(1991)

まるでマイケル・J・フォックスとジェームズ・ウッズのセルフ・パロディのようなドタバタコメディアクション映画と違うのは、この役のために警察官に密着して役作りをしたのがジェームズ・ウッズのほうだったこと(笑) 作中の映画館で上映されている映画は「…

パーソナル・ソング(2014)

2014年当時、アメリカにおける認知症患者は約500万人介護士はその倍の1,000万人以上認知症患者の人数はさらに増え続け介護問題は他人ごとではありません しかも施設に入居した認知症患者は薬漬けにされ、放置され「生かされている」だけの状態やがて無反応に…

砂の惑星(1984)

カイル・マクラクランだスティングだ(無意味な腹筋のサービスショットあり 笑)興行ではズッコケたようですが、私は好きです 原作はフランク・ハーバートの6作品から構成される「デューン」シリーズ1965年に1作目が発表され1985年に完結(そのうち2シリーズ…

クスクス粒の秘密(2007)

原題 は「LA GRAINE ET LE MULET」(穀物の”種”、魚の”ボラ”) クスクスとはデュラム小麦粉に水を含ませ1mm大のそぼろ状にしたもの 発祥地の北アフリカから、中東、ヨーロッパ、南米までパンやお米とと同じくらい食べられている食材で日本のご飯や、サフラン…

ヒンデンブルグ(1975)

私的にはヒンデンブルク号爆発事故といえばレッド・ツェッペリンのデビューアルバム「レッド・ツェッペリン I」(1969)のジャケットしか思いつかないのですが(笑) レッド・ツェッペリンとは「落ちる風船(つまり失敗)」を意味する「鉛の風船(lead balloo…

早春(1956)

この映画を夫婦で一緒に見てもし夫が池部良のような表情をしたら浮気している可能性ありますよ(笑) 杉山(池部良)と結婚8年目の妻、昌子(淡島千景)暗闇の中で目を開けて寝ている妻の横顔の長いショットで夫婦仲がすでに冷え切っていることがわかります …

タイタニック(1997)

「船の切符は最高の贈り物だった、君に会えたからね 今も感謝でいっぱいだ、本当だよ 絶対、生き延びると約束してくれるね 絶対、あきらめるな」 ついにYahoo!ブログ終了私が有終の美を飾るのに相応しい最後のレビューに選んだのは「タイタニック」(笑)公…