2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ザ・ロック(1996)

これだけサンフランシスコの街を壊してアルカトラズ破壊して、兵士を死なせてしまうなら身代金払った方が良かったんじゃない?(だったら20分で映画が終わるわね・・)戦死した兵士の遺族への恩給のためアルカトラズで観光客を人質にとり政府に身代金を要求…

昼下りの決斗(1962)

「私はただ、正しく死にたい」 こんなおバカ娘に命を懸けるなんて 助けたって、同じ安易な道しか行かないような娘なのに (毒舌失礼) サム・ペキンパーの実質的な映画監督第1作であり ジョエル・マクリー(55歳)と ランドルフ・スコット(59歳)当時の ガ…

オズ(1985)

これは面白かったですちょっとダークでグロテスク大人も楽しめるホラーファンタジー隠れた傑作って多いものですねオズから帰ってきたドロシーだけれど大人はオズの話を信じてくれませんドロシーは治療のため精神病院に連れていかれてしまいますしかしそこで…

人生案内(1931)

ソ連初のトーキーということ ソ連内戦時に大量に発生した浮浪児は やがて不良化していきます 政府では彼らを再度社会化する制度が急がれました そして社会主義建築が確実に 速やかに進行しているということを 国内外へ知らせるための宣伝効果を狙って 製作さ…

ブロンテ姉妹(1979)

1835年ごろ、ブランウェルによって描かれた3姉妹の肖像画。左からアン、エミリー、シャーロット。エミリーとシャーロットの間にはブランウェルが描かれていたが、彼自身の手によって消されている。ウィキペディアより「嵐が丘」(シャーロット・姉)「ジェー…

バッド・ガールズ(1994)

大佐殺しで逃亡しているもと売春婦の凄腕女ガンマンが(なぜ凄腕なのかはわからない)盗まれたお金を取り戻すため誘拐された仲間を救うため悪党のキッド団と戦うというお話背中からは撃つし縛られた相手は撃つという西部劇の掟は無視のうえ展開も無理やりな…

赤い靴(1948)

「靴を脱がせて」 一度履いたら死ぬまで踊り続けなければいけない アンデルセン童話の「赤い靴」 私も本で読みました、子ども心に恐ろしかった 1900年代初頭に注目を集めたバレエ団、バレエ・リュスがモデル 私この作品も幼いころに見たのですが ずっとロシ…

ツーリスト(2010)

アンジーの離婚申請、びっくりしましたね いつも仲の良い家族の様子をアピールしていましたから 離婚に至るまでの理由は、長年一緒に暮らしていて ひとつやふたつではないのでしょうが ブラピの浮気を疑って探偵を雇ったという報道には驚きました 私はアンジ…

父、帰る(2003)

こういう説明不足で不親切な映画は好きです 自分の描いた想像で見れるから 最初の少年たちが高い塔から飛び降りるエピソードから 兄弟の弟のほうがいかに強情で繊細なのかが読み取れます 兄弟は長い間、母子家庭で育ちました ところがある日突然、(12年ぶ…

兄とその妹(1939)

戦前の作品ですけれど、ずいぶんとお洒落ですね兄は紳士的ですし、妹はスタイリッシュで見事な美脚そして、新婚夫婦と旦那方の妹が一緒に仲良く暮らすという不思議な物語紅茶とバタートーストの朝食銀座ではアイスクリームを買うとドライアイスがついてきて…

利休(1989)

ストリーの盛り上がりはなかったのですが(笑)実力派なキャストでとても丁寧に作られてはいる作品ですね三國連太郎さんの利休と山崎努さんの秀吉ワダ・エミさんが衣装だけで(大げさだけれど)ふたりの内面を描いています秀吉は美術品にかなりの目利きなので…

毎日が夏休み(1994)

コミックの映画化ということもありリアリティのある作品とは言えませんでしたが人生の失敗はやり直しできる発想を変えれば新しい道は開けるそういう希望ある物語でした出社拒否になってしまった(義理の)父親といじめで登校拒否になってしまった娘父親は「…

本日休診(1952)

まだ空襲の焼け跡が残る、戦後まもない東京舟暮らしに電車住宅、当時の暮らしがわかります普通の人に、金持ち警察官、泥棒、商売女戦争のため精神がおかしくなってしまった青年いろいろな人間が入り混じって生活していますそんな人々を相手にしている老町医…

母べえ(2007)

女性でこれくらいの年齢の子がいるということは 戦前という時代背景を考えると 私より年下なのではないかと思いますが・・・ いくら綺麗で品があってもやはり無理感はありましたね サユリストの方が見たらまた違うのでしょうけれど(笑) 日中戦争中、反戦思想…

浪人街 RONINGAI(1990)

「あんたの命を買う」「いくら出す?」「十両」「十五両」「売った」「買った」120人斬り最後まで勝新さんの殺陣が見れなかったのは残念でしたねでも勝新さんが殺陣をやったらほかの役者さんとの差が付き過ぎてしまいますか(笑)中尾彬さんの悪人ぶりは最高!…

ドノバン珊瑚礁(1963)

フォード監督×デュークコンビの最後の作品だそうです なんと、デュークのラブコメ(笑) フォード監督の中で評価の高いものではないようですが 貴重な作品ではありますよね ハワイのカウアイ島がロケ地ということ 南太平洋に浮かぶある孤島 その島では、いろい…

シックス・センス(1999)

公開当時はとても話題になりましたよね私も劇場に観に行きましたちょうど上の子を妊娠中で、夫や友人からは胎教に良くないんじゃないかと言われましたけど(笑)その時は途中でオチがわかってしまい結末ではさほど驚きませんでしたが「奇跡体験!アンビリバボ…

ライジング・ドラゴン(2012)

「これが私の最後のアクション映画になります」この字幕が出た時には涙が出そうになりましたまだまだ見た目は若いですし、アクションも健在ですがこの作品の公開当時でジャッキーは58歳CGにもスタントににも頼らないでの命がけの演技を身体ひとつだけで映画1…

ダレン・シャン(2009)

これは映画なのですよね?お金を払って劇場で見た方も多くいらっしゃるのでしょうだけどこれでは、まるでテレビシリーズの第1話かパイロット版もう少しひとつの作品として完結してほしかったと思います興行成績が大切なのもわかりますが子どもたちからお金…

カウボーイ(1958)

デルマー・デイヴス監督の「決断の3時10分」は好かった 男をいい男に撮ることを知っていると思います こちらの作品は、評価のほうは低いようですが わたしは嫌いではありません グレン・フォードがいい クールだけれど思いやりある牧童主を好演しています カ…

崖っぷちの男(2011)

最初の展開は意外性があってなかなか良かったと思います高層ホテルに宿泊に来た男が部屋でリッチな食事手に触れたものの指紋をふき取りそして窓を開け外壁のわずかな足場に立ちますあっという間に集まってくる野次馬にテレビ局主人公なんだから本当に死ぬつ…

ミッション・トゥ・マーズ(2000)

私がよくあるのが、見た映画の 肝心のラストがどうしても思い出せないということ(笑) この作品も細かい部分は妙に覚えていたのだけど ラストがどうだったかどうしても思い出せない でも見たら思い出した ああ、そうだ この火星人の登場で気持ちが失速したん…

世界で一番パパが好き!(2004)

タイトルからは、ありがちなハートフルな家族ムービーを思い浮かべますが(そういう部分もあるけれど)ちょっとアダルト原題は「ジャージー・ガール」妻に先立たれ、仕事もくびになったシングル・ファザーこれは子どもの成長を描いたものではなく父親オリー…

フェーム(1980)

同じ映画でも、見る年代などでずいぶん感じ方が違いますよね面白いと思っていた作品がそうでもなかったり逆につまらなかった作品に思わぬ感動をしてみたりNYの有名な芸術校に見事合格した少年少女この作品、若いころは音楽やダンス恋に友情、親や教師への…

ガンジー(1982)

「私は頑固かな」私はこのての作品も結構好きです「ブラザー・サン シスター・ムーン」や「リトル・ブッダ」・・宗教的な教え以上に、心にも響く言霊には感動しますし共感してしまうものがありますさらに今回は数回にわけて鑑賞しましたので(笑)その名言と、…

巴里のアメリカ人(1951)

ジャズとクラシック、タップとバレエとワルツを融合したミュージカル映画の唯一無比の傑作ということ衣装や美術も素晴らしい有名なラスト18分のダンスシーンは私には長かったけど(笑)前半はコミカルで楽しいですねアメリカ人の貧乏画家ジュリー(ジーン・ケ…

リバティ・バランスを射った男(1962)

好かったですね しっかりとした政治ドラマであり 孤高の純愛映画 リバティ・バランスとは誰なのか それを射った男は誰なのか タイトルもいい かっては砂漠だった町 そこに、粗末な棺桶に眠った 町の人々も知らない独りの男の葬儀のためだけに 時期副大統領に…

武道館 伝説LIVE「忌野清志郎」 (2008)

「ずっと夢を見て いまも見てる」忌野清志郎さん最後のライブ映像ということ愛を感じるそんなライブでしたがんの治療のため休業し2年ぶりのワンマンライブ健康な人間でもステージでの体力消耗は相当なものでしょう時々辛そうにも見える清志郎さんを心配そう…

切腹(1962)

仲代達也さんの主演作は まだ10本足らずしか見ていません そのなかで特に面白かったと思うのはこの作品 2度目の鑑賞ですがやはりよかった 時代劇ですがホラーに近いのです 主人公の語りによって 少しずつ真相が明らかになっていく展開は まさにスリリング…