2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

運命に逆らったシチリアの少女(2008)

17歳でマフィアを訴え、彼らの犯罪を暴き出した 実在の少女、リタ・アトリアをモデルにしたクライム・ドラマ。 彼女は母親がひがむほど、お姫さまのように 父親からも兄からも溺愛されていたのでしょう。 誰よりも優しく力強く周囲からも尊敬されているパパ…

博士の異常な愛情(1964)

私は見たことがないのですが この作品は「日曜洋画劇場」のテレビ放送吹き替え版が 最高に笑えて面白いらしいですね。 字幕版のほうは恐怖が先立ち とても笑えるというようなものではありませんでした。 戦争や破壊、人類を滅ぼすことは いとも簡単なのだと…

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013)

ティーン向けの低予算B級ホラー。たまたま気まぐれに見てみたらこれが意外と良くて。笑最後には泣かされてしまいました・・ダイナーでコックとして働く20歳の青年オッド。彼には母親から譲り受けた死んだ人が見えその気持ちを読めるという能力がありまし…

プラダを着た悪魔(2006)

「君は努力していない。自分は努力していると愚痴っているだけだ」 数あるメリル・ストリープの主演作のなかで 私が最もぴったりな役柄だと思うのがこの「プラダを着た悪魔」 演技にすら見えない。 素としか思えない!笑 綺麗な女性、最高級のファッション 見て…

モナリザ(1986)

主題はかなわない恋の物語なのですけれど。(かなわない恋=変態なのですけど)スタイルは「タクシードライバー」と似ています。主人公は冴えないオッサンですが。「ロジャー・ラビット」とか「スーパー・マリオ」の人よねえ。笑ボスの身代わりとして7年の…

Fame フェーム(2009)

0 青春群像ミュージカル「フェーム」リメイク版。音楽や演劇を学ぶ、実在のニューヨークにある難関専門学校(Fiorello H. LaGuardia High School of Music & Art and Performing Arts)が舞台。これは・・「ハイスクールミュージカル」に対抗して制作された…

ホテル・ルワンダ(2004)

「フツ族とツチ族はどう違うんだい?」 「定義ではツチ族の方が長身で上品、ベルギ-の入植者が決めた」 「どうやって?」 「鼻の細さや皮膚の色の薄さでね、鼻の幅を測ったんだ。 (植民地支配をするために)ツチ族に統治させたが、退却後権力はフツ族へ。 …

さあ帰ろう、ペダルをこいで(2008)

好い映画でした。特に男性の方には見ていただきたい作品。男性の素敵さは年齢や顔ではない男らしさって強さだけでない、金持ちだからじゃないやっぱり内面にあるのだなと思います。バックギャモンというゲームを通じて記憶喪失になってしまった孫との交流を…

男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982)

シリーズ30作目夢はブルックリンのジュリーにジゴロの寅マドンナは田中裕子さん。ストリー同様に沢田研二、田中裕子夫妻の馴れ初めとなった記念作だそうです。冒頭でオバちゃんが御前様からもらった松茸を前に「寅ちゃん帰ってこないかなあ」というセリフ…

すーちゃん まいちゃん さわ子さん(2012)

ナチュリラなお洋服に、髪型に、料理に、雑貨。オンナノコ大好きなテイストがいっぱい。特にすーちゃんのファッションや、勤めているお洒落なカフェおうちの台所の可愛らしさは登場人物と同じくらいの年代のアラサー、アラフォー女子の乙女心をくすぐるので…

大巨獣ガッパ(1967)

東宝のゴジラ、大映のガメラに対抗し 日活が制作した最初で最後の本格的怪獣映画だそうです。 ガッパというネーミングからカッパの怪獣かと思いましたが 造形は高尾山の烏天狗そのものです。 探検家?の女性は水着姿で船の甲板で日光浴。 南の島の住民の踊り…

武士道シックスティーン(2010)

誉田哲也さんってグロい小説しか知らなかったのですけれどこんな爽やか高校生ストリーも書くんですねえ。さすがプロでございます。笑武蔵と小次郎の敵討ちが元ネタなのかしら。笑「巌流島の戦い」女子高生現代版というところ。強くなること、試合で相手に勝…

男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋(1982)

シリーズ29作目 夢は今昔物語、ふすまの雀の絵 マドンナはいしだあゆみさん。 たぶんシリーズでいちばん切ないマドンナに いちばん切ない寅さんなのではと思います。 どんな人にも分け隔てなく、いつも陽気に接する寅さん。 綺麗な女性となるとさらに親切…

マダムと泥棒(1955)

展開がコーエン兄弟っぽいな、と思ったらなんと2004年に「レディ・キラーズ」というタイトルでコーエン兄弟がリメイクしているんですね。彼らの作風はこのイーリングコメディ(イギリスのイーリング・スタジオで50年代中心に撮影された喜劇映画)と呼…

ファニー・ガール(1968)

「食事はいいけど・・デザートには誰がなるの?」 ワイラー監督の唯一のミュージカル映画ということ。 ブロードウェイの伝説の喜劇女優、ファニー・ブライスの物語。 バーブラ・ストライサンドが映画デビュー作だと 思えないくらい貫録でした。笑 彼女のため…

名探偵登場(1976)

これは相当な映画ツウ、ミステリー通でないと笑えないそんなコメディだと思います。私がわかったのはピーター・フォークがボギー(マルタの鷹)でジェームズ・ココがポアロ警部のパロディということだけ。「影なき男」も「支那の鸚鵡」も「ミス・マーブル」…

きみがくれた未来(2010)

ザック君の壁ドン!笑私はよほど性格が大人でもないかぎり若い男性にはトキメかないのですが。しかしさすがに世界中の女の子をキャーキャー言わせているだけのことはあります、ザック・エフロン君。キュートですなあ。笑「ハイスクール・ミュージカル」のと…

アンチクライスト(2009)

苦痛系変態映画 こんな変態でなくて良かったと思います (どんな変態ならいいのでしょうか 笑) 難解な作品でした これを読み解いていきましょう タイトルの「アンチクライスト」とは キリストに反するもの(悪魔のこと) anti christの最後のtが♀になって…

アントキノイノチ(2011)

遺品整理をするという職場で知り合った男女。ふたりはナイーブで、それぞれ辛い過去があり、心に傷を持っています。似た者同士、通じ合うものがあるのでしょう。やがて惹かれあっていきます。ストリーは全く違うはずなのですが雰囲気は「余命1ヶ月の花嫁」…

八月の狂詩曲(ラプソディー)(1991)

ストレートな反核作品。だだし映画としての出来はそれほどいいものではないでしょう。でも、日本はアメリカに原爆を落とされたのだけど日本も真珠湾攻撃をしたんだな・・・戦争はどこの国にも同じ哀しみを残すということをアメリカ人の青年を登場させたこと…

鴛鴦(おしどり)歌合戦(1939)

「ほーれほれほれ、この茶碗~」このメロディが頭から離れません。笑お正月映画用として撮影されたオペレッタ時代劇。アメリカやドイツのシネオペレッタの影響をうけて作られたそうですが出来では「会議が躍る」にも決して引けは取らない。傘屋の娘のお春は…

刑事コロンボ/死者のメッセージ(1977)

シリーズ41作目暗闇の金庫内のダイイングメッセージ。犯人役のルース・ゴードンがチャーミングファッションもいい。【解説】allcinemaよりミステリー界の女王アビゲール(R・ゴードン)の姪が、ヨットの事故で死亡した。アビゲールは、同乗していた姪の婚…

刑事コロンボ/殺しの序曲(1977)

シリーズ40作目金貨の謎ジェイミー・リー・カーティスがドーナツシーンで登場端役のウェイトレスだけれど存在感あり。【解説】allcinemaより知能指数の上位2パーセントが入会条件の社交クラブ、シグマ会の会合で、突如銃声が鳴り響いた。メンバーが駈けつ…

地球が静止する日(2008)

人類を消し去れば地球は滅びないその発想はなかなか説得力があります。でも結局、現代のノアの箱舟・・にはならなかった物語。それにしても、何がこの作品をつまらなくしているのでしょう?展開が突飛でどのシーンも内容が詰め切れていない。これは脱力して…

グース(1996)

この作品は過去に「アニマルプラネット」という 動物専門的なチャンネルで作成されたものを 「世界まる見え」か?なにかのテレビのバラエティーで見て 感動してしまい映画でも鑑賞してしまいました。 再見してもやはり良かったですね。 グースもヒロインも可…