2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

はやぶさ/HAYABUSA (2011)

おしつけがましい教育映画かなと思って見るのをためらっていたのですけれど予想外にとても面白かったですね。はやぶさクンが地球に帰還したときには思わず感動で泣いてしまいました。笑JAXAの職員にとってはもうはやぶさクンは本当に我が子ですよね。苦労し…

少林サッカー(2001)

ギャグ漫画のような映画ですね。現実には絶対ありえない話。キャラも強烈。製作費ははかかっていそうだけどB級感しかありません。笑でも、ここまでオバカを徹底的にやったらある意味すがすがしい。笑踊りだしたらスリラーGKはブルース・リーアクションは…

永遠の僕たち(2011)

画的にとても綺麗な作品ですね。「死」がテーマなんですけれどティーンのふたりが瑞々しくさわやか、そして儚い。儚いものは美しい・・・命の短いものは神様から送られた天使なのです。だから神様から素敵なものを周囲の人々から愛されるという特典をいっぱ…

幸せへのキセキ(2011)

この子! この子がめっちゃカワイイのお ちっちゃいのに、クールで大人びていて言うことも一人前。 だけどとっても癒されます。 こんな娘がいたならパパはメロメロですね。 お話は「フィールド・オブ・ドリームス」の 動物園版といったところでしょうか。 あ…

レッド・ツェッペリン:ファースト・アルバム(2006)

レッド・ツェッペリンのファーストアルバムが出来るまでの軌跡を当時の関係者の評言により描いたドキュメンタリー。ロバート・プラントの歌声ジミー・ペイジのリフジョン・ボーナムのドラムこんな奇跡のバンドが偶然に偶然が重なってできた賜物なんて信じられな…

山椒大夫(1954)

ジャン・リュック・ゴダール監督が 好きな映画監督を3人あげてくださいという質問に 「ミゾグチ、ミゾグチ、ミゾグチ」 と答えたのは有名な話ですよね。 しかし私がいままで見ている溝口監督作品は 「祇園の姉妹」と「雨月物語」だけではないかと思います。…

みんなのいえ(2001)

我が家を持つって大変ですよね。マンションや建売を買うのでも相当大変なのに設計から建築まで、全てにかかわらなければならないとなると自分の理想の家に近づける可能性もありますが相当の手間と時間がいると思います。家を建てることになった、シナリオラ…

地獄門(1953)

朱、青、緑・・・その深い色彩はアート。 美しい王朝絵巻を眺めているようです。 (眺めたことはないけれど。笑) 第7回カンヌ国際映画祭グランプリ 第27回アカデミー賞名誉賞と衣装デザイン賞受賞 欧米の方はこういう綺麗な作品が好きそうです。 納得の…

極道の妻(おんな)たち(1986)

極妻シリーズの1作目。ラストだけは記憶に残っていたのですがあとのストリーはほとんど忘れていました。岩下志麻姐さん、綺麗ですね。本当の美人って時代が変わっても、いつ見ても美人なんですね。ほかの女優さんは、今見たらはっきり言ってもう古臭い。志…

ロビン・フッド(2010)

「立ち上がれ何度でも、 羊が獅子となるまで」酷評が多いようですが、面白かったですね。長尺でしたが飽きることなく見れました。「グラディエーター」でもですが、スコット映画のラッセル・クロウは一段も二段もカッコイイですねえ。ロビン・フッドがこんな…

レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い(1994)

20世紀初頭のモンタナ。厳格な父親ウィリアムと真面目で頭が良く品行方正な長男アルフレッド自由奔放で先住民風ライフスタイルな次男トリスタンは先住民の一家と暮らしていました。そこに素直でやさしい末っ子サミュエルが婚約者スザンナを連れて帰ってき…

ピンク・フラミンゴ(1972)

世界一お下劣でお下品で変態と悪評高いカルト映画悪魔の誘惑に負けて見てしまいました(笑)覚悟を決めて鑑賞したのですが私は意外と大丈夫でした。ところどころ吹き出して笑ってしまうくらいで(笑)人肉はさすがにニセモノでしょうが犬の糞(本物)を食べたの…

血と怒りの河(1968)

珍しいブリティッシュ西部劇。西部劇としてはあまり見たことのない変わった雰囲気ですね。とてもクールな出来栄えだと思います。テキサスの開拓者集落で独立記念日を祝っていた入植者たち。そこに現れたメキシコの盗賊、オルテガの一団は抵抗するものを殺し…

狼の挽歌(1970)

男の滅びの美学系映画。(いつものごとく勝手にジャンル作ったよ)タイトルから香港映画かなと思って鑑賞したらマンダムな男、ブロンソン様主演でした。そうだ・・あれは「男たちの挽歌」だった。笑この作品、出来としてはB級なサスペンスアクションでした…

男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979)

シリーズ23作目マドンナは桃井かおりさん夢は便秘の研究をする車寅次郎博士シリーズのなかで、最もしんみり感のない「男はつらいよ」ではないでしょうか。最後までカルく明るく見れますね。マドンナは、今も、昔も、どの作品でも「かおり節」の桃井かおり…

単騎、千里を走る。(2005)

子どもが親より先に逝く、これほど親不孝なことはないでしょう。 もしも自分の子どもが重病になったなら 親としてなにかできることはないのか 何ができるのだろうと誰でも真剣に考えると思います。 すれ違ってしまった父と息子。 父親の高田は田舎町でひとり…

昭和残侠伝 死んで貰います(1970)

いやあ、カッコいいですねえ 渋いですねえ 池部良さん・・・(〃▽〃) (健さんの方じゃないのね。笑) 「ご一緒願います」のセリフはしびれます。 そりゃあ着いていくでしょう。笑 イカサマ賭博場をぶっ壊して刑務所行きになった秀次郎。 関東大震災での家族…

細雪(1983)

「ねばりはったな」とにかくキモノ、着物を見る映画。裏地まで凝っていて豪華ですね。着物好きや、お茶やお華のおけいこ事をなさっている方にはため息が出るほどたまらない作品でしょう。歳の離れた旧家の美人4姉妹。本家の長女は銀行家と、次女は優柔不断…

わが母の記(2011)

作家、井上靖さんの自伝的小説の映画化。「しろばんば」の少年は大人になり売れっ子小説家として成功しています。お手伝いさんに運転手、ゴルフにビリヤードホテルで食事、豪華客船当時としてはかなりの裕福な生活。それでも主人公の洪作の気持ちは満たされ…

ビルマの竪琴(1985)

「いっしょに日本に帰ろう」大戦中、ビルマ(ミャンマー)での日本軍のインパール作戦。インド領内の連合国側の本拠地インパールを制圧しようと補給もないなか、無謀にも日本軍は進軍しました。飢えと病に苦しみ、疲れ果て、傷つき14万人近くの日本人が戦…

はじまりのみち(2013)

ザ・マザコン・ムービー。こんな息子をもったら母親はどれほど幸せでしょう。木下恵介監督作品はいままで4~5本しか見ていないのですけれどどの作品にも反戦、そして女性崇拝がうかがえると思います。良き妻、よき母、働く苦労、やさしさ、潔さ・・この作…

喜びも悲しみも幾歳月(1957)

昭和7年にたった一度のお見合いで結婚した有沢四郎と妻のきよ子の灯台守夫婦の20数年にわたる物語。現在の灯台は自動化し無人化しているそうですがかっては海の安全を守るためにどこの灯台にも灯台守が勤務していたのですね。灯台に併設された家(官舎)…

モーターサイクル・ダイアリーズ(2003)

もしも革命家人気ランキングがあるとしたら 間違いなくナンバーワンに輝くのがこの人でしょう (チェ)エルネスト・ゲバラ氏。 キュ-バ革命の英雄であり、圧政への抵抗運動の象徴。 インテリでカリスマ。 しかも、お部屋の壁紙にしていいほどのいい男。笑 …

アンジェラ(2005)

「ベルリン天使の詩」「素晴らしき哉、人生!」「ドラえもん」を足して割った恋愛版。ダメダメな小学5年生の男の子のもとに未来からやってきたなんでも願いの叶う四次元ポケットをもつネコ型ロボット、ドラえもん。この作品では、嘘つきで優柔不断、借金だら…

戦うパンチョ・ビラ(1968)

それほど人気の西部劇ではないようなのですが 私はとても楽しめました。 メキシコ革命が舞台ですが 骨太で男気があるというより どちらかといえば「チャラい」ですね。笑 脚本はさすがのサム・ペキンパー様。 善人も、悪人も、とにかく簡単に大量の人々が殺…

アレクサンドリア(2009)

「私が来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。 平和でなく、剣をもたらすために来たのだ」(マタイ書第10章第34節)4世紀末エジプト。上流階級である学問家系のお嬢様、ヒュパティアはたくさんの生徒をもつ哲学の教師でした。頭がよく、…