2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

刑事コロンボ/断たれた音(1972)

シリーズ16作目粉砕機の安全装置 【解説】allcinemaより チェスの現世界チャンピオン、エメット(R・ハーヴェイ)と、引退した元チャンピオンの対戦が行なわれる事になった。試合の前日、レストランで顔を会わせた二人は、観客のいない前哨戦をおこなう…

刑事コロンボ/ロンドンの傘(1972)

シリーズ13作目傘の中のちぎれたネックレスのビーズ 【解説】allcinemaより舞台俳優のニコラス(R・ベースハート)とリリアン(H・ブラックマン)は、これ以上資金援助はしない、と宣言した資産家の男爵を殺害した。そして死体を男爵の屋敷に運び込み、…

ワイルドバンチ(1969)

パイク(ホールデン)がボスの盗人の一団とそれを追う元仲間のソーントン(ロバート・ライアン)と賞金稼ぎたち。最初から最後までクライマックス。 この作品は役者がみなさん素晴らしいのです。特にダッチを演じたアーネスト・ボーグナインが巧い。彼は「…

テラビシアにかける橋(2007)

小学生高学年向け。 だけれど男の子ってこういう不思議なキモチワルイ謎の生物の絵を書くよなあとか夢想にふけって人の話を聞いていないよなあとか大切なものをどこかに置き忘れて、よくなくしてしまうよなあとか男の子の生態が世界共通なんだなあとしみじ…

ヒース・レジャーの 恋のからさわぎ(1999)

学園ものの青春ラブコメなんて、まったく期待せず鑑賞したのですが思ったよりずっと良かったですね。笑かるーく見れて、可愛くって、楽しい気分になれました。 産婦人科医で男女交際に厳しくデートは一切禁止させている姉妹の父親。しかし姉のキャット(ジ…

バファロー大隊(1960)

オープニングから画面いっぱいのモニュメントバレーのジョンフォード・ポイントに、流れる軽快なマーチ。これはどんな痛快なアクション西部劇が始まるのかと思わず胸をときめかせてしまいましたが。 なんと軍事法廷劇でした・・・イキナリの大どんでん返し…

愛すれど哀しく(1971)

「俺は働きたくないんだ。 おまえが夜の街に立って稼いでくれ」 以前テレビで好きなホストに貢ぐために風俗の仕事をしている女性の番組を見たことがあります。働いた金を持ち彼の働いているクラブに行き高級ウイスキーやシャンペンを注文し何百万と支払うの…

キング・アーサー(2004)

「やっと殺すに足る男に出会えた」 世に知られる「アーサー王と円卓の騎士」物語は「王様の剣を抜く」程度の知識しかないのが幸いしたのか私はそれなりに楽しめました。黒沢明監督の「7人の侍」を、とってもハンサムでカッコよくして西洋版歴史劇にしたよ…

ノラ・ジョーンズ 「LIVE AT DEN」(2012)

ニューヨーク・ブルックリン在住のノラが「リトル・ブロークン・ハーツ」発表後に行った地元の小さなライブハウスでのステージ。 曲目 1、Good Morning2、Say Goodbye 3、Little Broken Hearts4、Take it back5、It's Gonna Be 6、Black7、Out on the Roa…

NEXT -ネクスト-(2007)

これはレビューの難しい作品です。あまりにもツッコミどころが多すぎる。笑 クリス(ケイジ)は2分先の未来が見えるという能力を持つマジシャン。その能力を使いカジノで小銭を儲けたりしています。そのカジノで未来の現金強奪を予測し阻止したら自分が強…

危険がいっぱい(1964)

「太陽がいっぱい」のルネ・クレマン監督×アラン・ドロン主演。 「スパイ大作戦」や「燃えよドラゴン」のラロ・シフリン作曲のテーマ曲は とびきりカッコよく仕上がっています。 60年代のフランス映画は本当にスタイリッシュです。 この作品もおしゃれです…

髪結いの亭主(1990)

「クロスワードは女と同じだ 攻略法難解なれば悦びまた多し」 以前、宮本輝さんの「彗星物語」という小説を読んだことがあります。小学生の男の子と年頃の女の子のいる家庭に留学のためハンガリー人の青年がホームステイをする物語でした。男の子の身体や性…

あなたは私の婿になる(2009)

タイトルからしてありきたりなラブコメだと思い全く期待していませんでしたが、予想以上に楽しめました。ありきたりなラブコメには間違いなかったのですけど。 「魔女が飛ぶ!」 マーガレット(サンドラ)は大手出版社の編集長。サンドラっていかにも整形で…

すべて彼女のために(2008)

いいですね、サスペンスものはフランス映画がやっぱり最高。飾りがない、人間離れしたアクションもなければ余計なセリフもない。リアルなのがいい。 突然殺人容疑で逮捕されたリザ(ダイアン・クルーガー)目撃者もいる、動機もある、証拠もある。しかした…

ブーリン家の姉妹(2008)

「王の寵愛など、たちまち消えてなくなる」 面白かったですね、私は「わが命つきるとも」「1000日のアン」より こちらの作品のほうが見入ってしまいました。 なんといっても姉妹を演じたナタリー・ポートマンと スカーレット・ヨハンセンがいい。 男子に恵ま…

プライドと偏見(2005)

「Emma エマ」という作品と物語の雰囲気が似ているなと思いましたが原作者が同じなのですね。「いつか晴れた日に」もそうです。 「ジェイン・オースティンの読書会」という作品では「(女性にとって)オ-スティンは人生の最高の解毒剤だ」というような…

ミート・ザ・ペアレンツ2(2004)

1作目より私は面白かったです。 下ネタはこちらのほうが多く、内容も過激になっていますが ダスティン・ホフマンとバーブラ・ストライサンドがやっちゃあ お下品なセリフも、貫禄があるというか、風格があるというか。笑 なんといっても、赤ちゃんの演技が…

ミート・ザ・ペアレンツ(2000)

アメリカ人なら主人公の名前がFockerであることで まず笑える(苦笑する)そうです。 このフォッカーという名前がとにかく頻繁に出てきます。 だけど、そんなにフォッカー、フォッカー言われても トンデモナイ名前だということは、さすがに私でもわか…

刑事コロンボ/アリバイのダイヤル(1972)

シリーズ12作目音のなる時計 【解説】allcinemaより スポーツ会社の重役ポール(R・カルプ)は、自分の経営能力が現社長を上回ると考えていた。その考えは次第に、社長の殺害計画へと発展していく。彼は、殺害時刻の直前、数キロ離れた地点から被害者と…

刑事コロンボ/悪の温室(1972)

シリーズ11作目温室の土から出た弾丸 【解説】allcinemaより資産家の遺児が、信託扱いとなっている財産を引き出すため、叔父のジャービス(R・ミランド)と共謀して狂言誘拐を図った。計画はうまく進み、二人は信託財産から30万ドルを引き出す。だがジ…

「小津安二郎の図像学」に行く~

東京国立近代美術館フィルムセンターに行ってきました。 常設の「NFCコレクションでみる 日本映画の歴史」と 3月いっぱいまで開催されている「小津安二郎の図像学」の 企画展を見学してきました。 これはとっても楽しい。笑 2011年からNHKBSプレミ…

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(1974)

シリーズ13作目マドンナは吉永小百合さん。 「いくら心の中で思っていても、それが相手に伝わらなかったらそれを愛情って言えるかしら? 」よかったですね、この「男はつらいよ」も。特においちゃんの村松達雄さんとマドンナの父親の宮口精二さんが凄くい…

天のしずく 辰巳芳子 “いのちのスープ”(2012)

「80過ぎてはじめてわかることがある」 作家であり料理家である辰巳芳子さんのドキュメンタリー作品。 辰巳さんのお料理教室にはたくさんの生徒が来ます。 そこで彼女は「料理」を通じて「生きること」「愛すること」を伝えます。 私はあまり食べることに…

浜田省吾ライブスペシャル~僕と彼女と週末に~(2013)

今日は、2011年の、9月の22日の日曜日。 3月11日以降は、皆さん本当にいろんな想いを胸に抱いて暮らしておられるのではないかと思いますが今日はその厳しい現実や状況を束の間忘れるというのではなくてまた明日からそれらのものと闘っていける英気を養っても…

NANA(2005)

内容はよくわかりませんでしたが、意外と楽しめました。笑ビジュアル的にいい、とても。中島美嘉ちゃんと宮崎あおいちゃんがとにかくとっても可愛い。 どちらも現実にいたら、同性に嫌われるタイプの女の子。ナナはぶっきらぼうな一匹狼タイプで男友達しか…