2013-01-22から1日間の記事一覧

花咲ける騎士道(1952)

村のプレイボーイ、ファンファン(ジェラール・フィリップ)は村娘との結婚から逃れようと、ジプシー娘の『軍隊で出世して王女様と結婚する』という予言を信じて入隊します。こんな女好きなプレイボーイでも、ジェラール・フィリップが演じれは乙女はうっと…

望郷(1937)

作品の舞台、アルジェのカスバは今は世界遺産のひとつなんですね。行ってみたいです、階段の登り降りはきつそうですが。笑 パリ生まれの前科15犯、強奪33件、銀行強盗2件で警察から追われるギャングペペ・ル・モコはアルジェ女のイネスに、カスパの町でかく…

鉄道員(1958)

サンドロ少年がとにかく可愛い。映画の中で、本当に暖かい日差しのような存在です。 気難しい父親も、失業中で不良の兄も、男性問題を抱えた姉もこの末っ子だけには甘い・・その気持ちがよくわかります。 そう、どんなに落ちぶれてダメな自分でも、愛してい…

さよならをもう一度(1961)

原作はフランソワーズ・サガンの「ブラームスはお好き」サガンの本はどれも邦題がいいです。「悲しみよこんにちは」「優しい関係」「心の青あざ」「厚化粧の女」・・・おもわず手にとって読みたくなるようなタイトルばかり。 ポーラとロジェは、結婚せずに…

嘆きのテレーズ(1952)

フランス映画の名作特にサスペンスは素晴らしいラストシーンが本当に多い。皮肉たっぷりでよく捻られていて、あっ!と思わせます。 不倫、夫殺害、皮肉な結末は「死刑台のエレベーター」もそうですが、違うところは、テレーズは他の男と駆け落ちしたくなる…